MacBookシリーズを使っていてThunderbolt3ポートを増やしたいとお悩みの方。
2020年11月27日、OWCより理想的な製品が発売されました。
私も購入を検討しているので、ここに情報をまとめておきます。
▼その他のThunderbolt3拡張ドック記事はこちらを参照してください。
関連記事 MacのThunderbolt3ポートを増設できる拡張ドックまとめ
OWC THUNDERBOLT HUBとは?

OWCというメーカーから発売されたThunderboltハブです(拡張ドック)。
(OWC:Other World Computing)
コレを使えば物理的にThunderboltポートを増やせます。
公式サイトの販売価格は$149。
国内のAmazon価格は26,000円程度なので、かなりイケてる製品でしょう!
>>OWC THUNDERBOLT HUBメーカー製品紹介ページ(公式)
機能

コネクタ数 | 仕様 |
---|---|
TYPE-C x 4 | Thunderbolt4(40Gb/s) |
TYPE-A x 1 | USB3.2(10Gb/s) |
パソコンへ60Wの給電が可能。
TYPE-Cの1つはパソコンとの接続に使用するので、物理的にThunderboltを2ポート、TYPE-Aを1ポート増設可能。
Display Alt.モードを使用した映像出力は4Kで2台、5K以上は1台まで可能。
Thunderbolt4の製品ですが、OWCのページを見るとThunderbolt3のMacで利用可能(Big Surにも対応)です。
Thunderbolt4を搭載したパソコンが普及するのは間違いないので、将来性の高い製品だと思います。
Thunderbolt4とは?
▼Thunderbolt3との主な違いは次の通り
TB4 | TB3 | |
---|---|---|
コネクタ形状 | TYPE-C | TYPE-C |
最大データ転送速度 | 40Gb/s | 40Gb/s |
40Gb/s通信が可能な最大ケーブル長 | 2m | 0.8m |
1コントローラあたりの4K映像出力 | 2台 | 1台 |
Dockに接続したKB、マウスからのスリープ解除 | 可能 | 不可 |
USB4機能 | 準拠 | 互換 |
▼詳細な仕様はThunderboltテクノロジーの技術仕様書をご覧ください。
気になること
拡張ドックで良くある問題
- スリープ解除時にドックに接続したデバイスが反応しない時がある
もう一つ気になるコト
- Thunderbolt3の(INTEL)Macで、ドックから2台のモニターに映像出力ができるか?
▼図にするとこんな感じです。
▲残念ながらM1チップ搭載の2020年型 Macでは、この製品を使っても2台以上のモニターは接続出来ない。
上記2点の疑問がクリアできれば、買いの製品だと思ってます。
まとめ
他にも拡張ドックはいくつか存在しますが、人によっては無駄なポートが多かったりします。
この製品は、とにかくシンプル。
Thunderboltを物理的に増設できる製品は見たことがない(知らないだけかも?)。
そして価格が安い。
貴重な存在だと思います。
気になる方はチェックしておいた方が良いでしょう。
参考になるリンク
関連記事 MacのThunderbolt3ポートを増設できる拡張ドックまとめ
>>OWC THUNDERBOLT HUBメーカー製品紹介ページ(公式)
>>日本OWCのホームページ(この製品は、まだ紹介されていません)