主要CPUスペック比較表|ゲーミングPCのCPUの役割、CoreシリーズのF/K/KFの解説
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ゲーミングPCや自作PCのCPU選びの参考にしてください。
目次
主要CPU性能比較表
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おすすめ | CPU | マルチ | シングル | 世代 | TDP 熱設計電力 | 最大電力 | コア | スレッド | L3 キャッシュ | 定格 クロック | 最大 クロック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Core i9-14900K/KF | 38746 | 2339 | 第14 | 125W | 253W | 24 | 32 | 36MB | 3.2GHz | 6.0GHz | |
Ryzen 9 7950X | 38036 | 2072 | Zen4 | 170W | 230W | 16 | 32 | 64MB | 4.5GHz | 5.7GHz | |
Core i9-13900K/KF | 37263 | 2261 | 第13 | 125W | 253W | 24 | 32 | 36MB | 3.0GHz | 5.8GHz | |
Ryzen 9 7950X3D | 35769 | 2043 | Zen4 | 120W | 162W | 16 | 32 | 128MB | 4.2GHz | 5.7GHz | |
◯ | Core i7-14700K/KF | 34805 | 2174 | 第14 | 125W | 253W | 20 | 28 | 33MB | 3.4GHz | 5.6GHz |
Core i9-13900/F | 32606 | 2166 | 第13 | 65W | 219W | 24 | 32 | 36MB | 2.0GHz | 5.6GHz | |
◎ | Core i7-13700K/KF | 30770 | 2126 | 第13 | 125W | 253W | 16 | 24 | 30MB | 3.4GHz | 5.4GHz |
Ryzen 9 7900X | 29242 | 2041 | Zen4 | 170W | 230W | 12 | 24 | 64MB | 4.7GHz | 5.6GHz | |
Core i9-12900K/KF | 27422 | 1997 | 第12 | 125W | 241W | 16 | 24 | 30MB | 3.2GHz | 5.2GHz | |
Ryzen 9 5950X | 28641 | 1644 | Zen3 | 105W | 非公開 | 16 | 32 | 64MB | 3.4GHz | 4.9GHz | |
Ryzen 9 7900X3D | 27084 | 2039 | Zen4 | 120W | 162W | 12 | 24 | 128MB | 4.4HGz | 5.6GHz | |
Core i9-12900/F | 26455 | 1988 | 第12 | 65W | 202W | 16 | 24 | 30MB | 2.4GHz | 5.1GHz | |
◎ | Core i7-13700/F | 24770 | 2107 | 第13 | 65W | 219W | 16 | 24 | 30MB | 2.1GHz | 5.2GHz |
Core i5-14600K/KF | 23983 | 2072 | 第14 | 125W | 181W | 14 | 20 | 24MB | 3.5GHz | 5.3GHz | |
Core i5-13600K/KF | 23847 | 2002 | 第13 | 125W | 181W | 14 | 20 | 24MB | 3.5GHz | 5.1GHz | |
Core i7-12700K/KF | 22812 | 1939 | 第12 | 125W | 190W | 12 | 20 | 25MB | 3.6GHz | 5.0GHz | |
Ryzen 9 5900X | 21878 | 1636 | Zen3 | 105W | 非公開 | 12 | 24 | 64MB | 3.7GHz | 4.8GHz | |
Core i7-12700/F | 21568 | 1862 | 第12 | 65W | 180W | 12 | 20 | 25MB | 2.1GHz | 4.9GHz | |
Ryzen 7 7700X | 20399 | 2010 | Zen4 | 105W | 142W | 8 | 16 | 32MB | 4.5GHz | 5.4GHz | |
Core i5-13500 | 21135 | 1880 | 第13 | 65W | 154W | 14 | 20 | 24MB | 2.5GHz | 4.8GHz | |
Ryzen 7 7700 | 19540 | 1932 | Zen4 | 65W | 142W | 8 | 16 | 32MB | 3.8GHz | 5.3GHz | |
◎ | Ryzen 7 7800X3D | 17762 | 1811 | Zen4 | 120W | 162W | 8 | 16 | 96MB | 4.2GHz | 5.0GHz |
Core i5-12600K/KF | 17660 | 1918 | 第12 | 125W | 150W | 10 | 16 | 20MB | 3.7GHz | 4.9GHz | |
Core i9-11900K/KF | 16221 | 1686 | 第11 | 125W | 非公開 | 8 | 16 | 16MB | 3.5GHz | 5.1GHz | |
◎ | Core i5-13400/F | 15890 | 1794 | 第13 | 65W | 154W | 10 | 16 | 20MB | 2.5GHz | 4.6GHz |
Ryzen 5 7600X | 15315 | 1976 | Zen4 | 105W | 116W | 6 | 12 | 32MB | 4.7GHz | 5.3GHz | |
Ryzen 7 5800X | 15228 | 1619 | Zen3 | 105W | 非公開 | 8 | 16 | 32MB | 3.8GHz | 4.7GHz | |
Core i7-11700K/KF | 15011 | 1569 | 第11 | 125W | 非公開 | 8 | 16 | 16MB | 3.6GHz | 5.0GHz | |
Ryzen 7 5800X3D | 15003 | 1491 | Zen3 | 105W | 非公開 | 8 | 16 | 96MB | 3.4GHz | 4.5GHz | |
Ryzen 5 7600 | 14540 | 1868 | Zen4 | 65W | 88W | 6 | 12 | 32MB | 3.8GHz | 5.1GHz | |
Core i7-11700/F | 14327 | 1545 | 第11 | 65W | 非公開 | 8 | 16 | 16MB | 2.5GHz | 4.9GHz | |
◯ | Ryzen 7 5700X | 13802 | 1532 | Zen3 | 65W | 非公開 | 8 | 16 | 32MB | 3.4GHz | 4.6GHz |
Core i5-12400/F | 12454 | 1623 | 第12 | 65W | 117W | 6 | 12 | 18MB | 2.5GHz | 4.4GHz | |
◯ | Ryzen 5 5600X | 10998 | 1593 | Zen3 | 65W | 非公開 | 6 | 12 | 32MB | 3.7GHz | 4.6GHz |
Core i5-11400/F | 10186 | 1398 | 第11 | 65W | 非公開 | 6 | 12 | 12MB | 2.6GHz | 4.4GHZ | |
△ | Ryzen 5 4500 | 9430 | 1221 | Zen2 | 65W | 非公開 | 6 | 12 | 8MB | 3.6GHz | 4.1GHz |
電力設定を最大にして計測したCinebench R23のスコアです。
インテル Core i7以上のTDP 65Wモデルは、PBP(PL1)の電力制限をされていることがほとんどで、設定を変えないと表のようなスコアは出ません。
項目説明
- 【マルチ】マルチタスク性能
- 【シングル】1コア性能/ゲームで重要
- 【TDP】CPUを冷やす冷却性能の指標値→消費電力ではない
- 現在のIntel CPUだとPBP または PL1だが、当サイトではTDPで統一
- PBP/PL1=ベースクロック時の消費電力指標でTDPとは意味合いが異なる
- AMDはTDPを使用している
- インテルのPBPとAMDのTDPは算出方式が異なり、同じ65Wでも実際の消費電力は異なる
Intel Coreシリーズの無印/F/K/KF/KSの違いとは?
Core iシリーズ型番の末尾にあるF、K、KFなどの意味を整理します。
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例 | 内蔵GPU | オーバー クロック | TDP | 最大電力 | 定格 クロック | 最大 クロック | 参考価格 2023年1月調査 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無印 | 12700 | ◯ | X | 65W | 180W | 2.1GHz | 4.9GHz | 48,000円 |
F | 12700F | X | X | 65W | 180W | 2.1GHz | 4.9GHz | 45,000円 |
K | 12700K | ◯ | ◯ | 125W | 190W | 3.6GHz | 5.0GHz | 53,000円 |
KF | 12700KF | X | ◯ | 125W | 190W | 3.6GHz | 5.0GHz | 51,000円 |
内蔵GPUはグラフィックボードを搭載した場合、使うことはない。
オーバークロック対応のK/KFモデルの方が性能は高いが、消費電力と発熱も高いので、基本的に水冷クーラーを推奨。
12900KSのSはSpecial Editionの略。
CPUを選ぶポイント
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CPU | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
Core i3 | 低価格PC向け | 動画視聴、テレワーク ネットショッピング |
Ryzen 5 | Core i5ゲーミングPC向け | 多くのゲーマーにおすすめ | カジュアルにゲームを楽しむ
Ryzen 7 | Core i7高性能ゲーミングPC向け | いろいろな用途に使う | がっつり対戦ゲームをやり込む
Core i9 Ryzen 9 | クリエイター向け | 時間効率が重要な「仕事」におすすめ |
基本はCore i5とRyzen 5で十分すぎる性能です。
ヘビーFPSゲーマーや多目的に使う人は、Core i7とRyzen 7が良い選択といえます。
最上位のCore i9/Ryzen 9にすれば少しパフォーマンスは上昇しますが、ゲーム目的だとコストに見合った効果が少なくて微妙です。

CPUよりもGPUとストレージ容量に予算を振った方が良いです
CPUはIntel CoreとAMD Ryzenのどっちが良いの?

これは永遠に続く戦いなのですが、結論を言うと好みの問題です。
どちらも良い点と悪い点があって、実際に両方を使っている私の感想としては以下のようになります。
- BTOパソコンならIntel Core
- 自作ならAMD Ryzen
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
Intel Coreシリーズ|第13世代
Intel 第13世代(Core i7/i5-13000シリーズ)の特徴です。
- 知名度が高くて安心感がある
- BTOパソコンで多く採用される
- コア数が多い
- 毎年世代が変わる
知名度が高いので、多くの人は迷わずインテルCPUを選ぶと思います。
BTOパソコンだとIntel CPUを採用したモデルが圧倒的に多く、価格もAMD Ryzenの最新世代(Zen 4)を採用したPCより安いのが特徴。
BTOパソコンならインテルCPUを選んだ方が無難です。
気になる点としては、AMD Ryzenよりコア数が多いのが特徴ですけど、そんなにコア数必要なの?と感じることがあります。
また、マルチコア性能をフルに使えている人がどれだけいるのか謎で、現実的にはRyzenのコア数でまったく問題ありません。
デメリットとしては、インテルは毎年10月頃に意地でも最新世代のCPUをリリースします。
「意地」というのがくせ者で、前世代から劇的に進化するわけでなく、ちょろっと機能を修正しただけのパターンが多いです。
実際に第12世代と第13世代の処理能力は大きく変わっておらず、2023年10月に発売された第14世代もほとんど進化はありません。
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Core i7-14700K/13700Kのベンチマーク比較|RTX 4070Ti使用
BTOゲーミングPCによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「消費電力」を検証しました。 Core i7-14700K+RTX 4070Ti(水冷) Core i7-13700K+RTX …
タイミングによっては「せっかく買ったのに新しいCPUがすぐ出た(泣)」というパターンになるのがデメリット。
逆に言うと、新世代CPUが出ても体感できる差はないので、安い旧世代を選ぶのもアリです。
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Core i7-13700/12700とCore i5-13400/12400のベンチマーク
以下のCPUについて「ゲーム性能」と「クリエイティブ性能」を検証しました。 Core i7-13700/F+RTX 3060Ti Core i7-12700/F+RTX 3060Ti Core i5-13400/F+RTX 3060Ti Core…
AMD Ryzenシリーズ|Zen 4世代
AMD Zen 4世代(Ryzen 7000シリーズ)の特徴です。
- 長く現役で使える
- パワーモリモリで省電力
- 価格が高め
- 旧世代が強すぎ
AMD Ryzenシリーズは数年先まで見越した設計になっていて、Intel Coreシリーズみたいに毎年世代が変わる事はありません。
性能も良く、価格は高めですけど長く見ればIntel Coreシリーズよりコスパは良いです。
電力効率に優れていて、十分なパワーでありながら省電力なのもポイント。
しかし、BTOパソコンの場合、最新世代のZen 4は価格でインテルCPUに負けています。
Ryzen 7 7800X3Dだけ特別なCPUですが、それ以外は性能に大きく差があるわけでもないので、あえて選ぶメリットはありません。
自作PCなら初期投資さえ乗り越えれば、かなり長く使えるのでおすすめです。
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また、旧世代のZen 3 CPUのコスパが非常に良く、完全に世代交代できていないのもデメリットです。
Zen 3はパフォーマンス的には現役で使えるものの、安いZen 3マザーボードはストレージの規格が時代遅れな部分があります。
特に「Zen 3 CPU+ハイスペックGPU」なBTOパソコンは安いからといって飛びつくと、1〜2年後に人によっては「あ〜失敗した(泣)」なんてことになるので、よ〜く検討してください。
逆に、「Zen 3 CPU+ミドルスペックGPU」なBTOパソコンなら、価格と性能のバランスが良くて狙い目です。
ゲーミングPCにおけるCPUの役割とは?
CPUはパソコンの司令塔で、グラフィックス以外の処理を担当しています。
- GPUへの指示
- サウンド
- ネットワーク
- キーボード・マウス入力
- メモリ管理
- ストレージ管理
- などなど …
ざっくりとした解説ですが、シングルコアを使う処理であればクロックが高い方が良く、マルチコアを使う処理ならコア数が多い方が良いです。
具体的にどの処理でシングルコア、マルチコアを使うのかを解説した公開資料はなく、実際のところアプリ(ゲームを含む)によって違います。
結局はクロックが高く、コア数が多いCPUが良いということになります。
ゲームではシングルコア性能が特に重要。
ゲームで必要なコア数は8コア以下であり、9コア以上はあまり有効に活用されていないとも言われています。
※最強のゲーミングCPUと言われるRyzen 9 7950X3Dの3D V-Cacheは、16コアのうち8コアのみに有効
ゲームのパフォーマンスを上げる方法は?
ゲームのパフォーマンスは、ほぼGPU(グラフィックボード)で決まります。
例外として、フルHD解像度やグラフィックスの軽いゲームは、CPUとGPUの連携が速まってフレームレートが大きく上昇する傾向があります。(※すべてのゲームとは限りません)
ただし、最近はグラフィックスに凝ったゲームが多いので、基本的により高いパフォーマンスを求めるならGPUを1ランク上にした方が手っ取り早いです。
注意点として、世代の古すぎるCPUはメモリやストレージなども速度が遅いものしか使えません。
そのため、最新グラフィックボードに交換しても期待してたほどパフォーマンスが伸びないことがあります。
今CPUを選ぶならインテル第12世代/第13世代か、AMD Zen3/Zen4が良いです。
CPUパワーの差が出る例

当サイトで検証したCPUの違いによるフレームレートの差について解説します。
ゲームの重さが「軽い「重い」の2パターンで検証しました。
検証環境
- 【CPU】Ryzen 7 7800X3D、Core i7-13700K/13700、Core i5-13400F
- 【GPU】RTX 4070
- 【メモリ】32GB
【重量級】サイバーパンク 2077

設定
- 【画質】RTウルトラ
- 【レイトレーシング】ON
- 【DLSS】ON
ゲーム内のベンチマークモードで計測
GPUの負荷が低いフルHDでRyzen 7 7800X3DとCore i7-13700Kが良いパフォーマンスですが、体感できるほどの差はありません。
多くのゲームがこのパターンになります。
【軽量級/重量級】フォートナイト

設定
- 【画質1】パフォーマンス
- 【画質2】DX12最高+レイトレON
- 【画質3】DX12高+レイトレOFF
- 【DLSS】ON(バランス)
「移動」「建築」「戦闘」をした平均フレームレート(リプレイ機能)
↓タブを切り替えて見てください↓
グラフィックスの軽い競技向けの「パフォーマンス設定」で、Ryzen 7 7800X3Dが狂ったようなフレームレートを出します。
Core i5はパワーを使い切ってフルHD/WQHDで変化なし(CPUボトルネックが発生)。
動きの激しいシーンではフレームレートが大きく変動するので、安定して高フレームレートを維持したい人はCore i7とRyzen 7が良いです。
一方で、グラフィックスの重いDX12モードだとCPUの差は出ません。
「最高画質+レイトレON」だと、カジュアルに楽しむ分にはどのCPUでもフルHD/WQHDで十分に遊べる性能。
「高画質+レイトレOFF」ならどのCPUでも4Kまでヌルヌル遊べます。
こういったゲームの場合、3つの選択があります。
- 高くて高性能なCPUを選び、そこそこのGPUと組み合わせる
- コスパの良いCPUにして、差額で1ランク上のGPUを選ぶ
- 高性能なCPU+高性能なGPUにする
ここは人によって選択が分かれるポイントでしょう。
おすすめは②で、③を選ぶとお財布が空っぽになりますが、楽しいです。
まとめ|おすすめのCPUはどれ?

ゲームも年々進化して、より高性能なPCを要求してきます。
新しくPCを買うなら、「6コア12スレッド以上」のCPUが望ましいです。
基本的に最新世代のCPUをおすすめしますが、一世代古いCPUでも一線級のパフォーマンスなので、予算によっては旧世代もありです。
高性能なCPUにすれば安心ですが、価格や消費電力も上がってしまいます。
お財布と相談しながら自分の使い道によって決めるのが良いでしょう。
基本は「Core i5/Ryzen 5」
おすすめCPU
- Core i5 13400(10コア16スレッド)
- Ryzen 5 5600X(6コア12スレッド)
ひと昔前のCore i9と同等のパフォーマンスで、ほとんどの人にとって十分すぎる性能です。
実況録画や動画編集のような処理もGPUが中心に働くのでCore i5/Ryzen 5で十分。
個人の趣味レベルで使うなら、まったく問題ないです。
多目的に使うなら「Core i7/Ryzen 7」
おすすめCPU
- Core i7 13700(16コア24スレッド)
- Core i7 13700K(16コア24スレッド)
- Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド)
- Ryzen 7 7800X3D(8コア16スレッド)
以下のような処理はCPUパワーに余裕があると快適です。
- フルHDで高いフレームレートで遊ぶ
- クリエイティブな処理が多い
フルHDで200fps以上を安定して出したい人、特にガチなFPSゲーマーにおすすめ。
WQHD/4KだとGPUの処理待ちが発生し(ボトルネック)、あまり効果を体感できない点に注意。
動画編集などはCore i5/Ryzen 5より少し速く処理できます。
(クリエイティブ系のアプリもGPUを積極的に使うので、Core i5/Ryzen 5と極端な差はありません)
とはいえ、頻繁にクリエイティブな作業をする人は、Core i7/Ryzen 7の方が時間効率が良いです。
おすすめCPUランキング
【1位】Core i5-13400(F)
ミドルクラスゲーミングPC用のCPU。
10コア16スレッド(パフォーマンスコア:6+高効率コア:4)の第13世代Core i5。一昔前のハイエンド「Core i9-11900K」に匹敵する性能。
ゲーム時のパフォーマンスはCore i7と大きく変わらない。
ほとんどの人はこのCPUでOKです。
【2位】Core i7-13700(F)
ミドル〜ハイスペックゲーミングPC用のCPU。
16コア24スレッド(パフォーマンスコア:8+高効率コア:8)の第13世代Core i7。第12世代のCore i7-12700のマイナーアップデート版で、高効率コアとキャッシュメモリなどが強化。クリエイティブな作業が多い人、がっつりFPSゲームをやり込んでいる人におすすめ。
【3位】Core i7-14700K/13700K(KF)
ハイスペックゲーミングPC用のCPU。
姉妹モデルのCore i7-13700/Fより動作クロックが高く、フルHD/WQHDで飛び抜けたゲーム性能が特徴。発熱と消費電力が高いので基本的に水冷クーラーを推奨。
オーバークロックや電力制限の解放など、詳しい人ならCPUの秘めたパワーを引き出せる楽しみもあり。
1ランク上の性能がほしい人におすすめ。
【4位】Ryzen 7 5700X
ミドルクラスゲーミングPC用のCPU。
8コア16スレッドで動作するZen3世代のハイクラスCPU。上位の5800Xに迫るパフォーマンスでありながら消費電力を抑えたモデル。総合パフォーマンスはライバルのCore i7より少し劣るものの、PCの価格は2〜3万円ほど安くてコスパが素晴らしく良い。
【5位】Ryzen 7 7800X3D
ハイスペックゲーミングPC用のCPU。
Zen4世代の最新モデルで、ゲーム時のパフォーマンスが究極に素晴らしく、消費電力も低い。
総合的にライバルのCore i7を圧倒する性能。
価格は高いが選ぶメリットが多く、特にゲームする比率が多い人におすすめ。
【6位】Ryzen 5 5600X
ミドルクラスゲーミングPC用のCPU。
6コア12スレッドで動作するZen3世代のRyzen。ライバルのCore i5-13400と同じくらいのパフォーマンス。PCの価格はCore i5モデルより1.5万円ほど安く、最安を狙う人におすすめ。

以上、参考になれば幸いです
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おすすめゲーミングPC 早見表
スマホはスクロールできます→
価格 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | メーカー |
---|---|---|---|---|---|
109800円 | Ryzen Z1 Extreme | ← | 16GB | 512GB | ASUS |
118085円 | RTX 4060 | Core i5-13400F | 16GB | 512GB | 日本HP |
129800円 | RTX 4060 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 1TB | マウス |
149800円 | RTX 4060Ti | Ryzen 7 5700X | 16GB | 1TB | フロンティア |
169800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F | 16GB | 500GB | ドスパラ |
169800円 | RTX 4060Ti | Ryzen 7 5700X (水冷) | 16GB | 1TB | マウス |
172980円 | RTX 4050LP | Core i7-13700H | 16GB | 1TB | ドスパラ |
179800円 | RTX 4060LP | Ryzen 7 7735HS | 16GB | 1TB | ASUS |
179800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F (水冷) | 32GB | 2TB | フロンティア |
184800円 | RTX 4070 | Ryzen 7 5700X | 32GB | 1TB | フロンティア |
214980円 | RTX 4070 | Core i5-13500 | 32GB | 2TB | ツクモ |
232350円 | RTX 4070 | Core i5-13400F | 16GB | 1TB | サイコム |
239980円 | RTX 4070 | Core i7-13700F (水冷) | 32GB | 2TB | フロンティア |
264980円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F | 16GB | 500GB | ドスパラ |
269800円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F | 32GB | 512GB+2TB | フロンティア |
284710円 | RTX 4070Ti | Core i5-13400F | 32GB | 2TB | サイコム |
289800円 | RTX 4070Ti | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | フロンティア |
309800円 | RTX 4070Ti | Core i7-14700KF (水冷) | 32GB | 1TB | フロンティア |
323950円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700K (水冷) | 32GB | 2TB | 日本HP |
347980円 | RTX 4070Ti | Core i7-14700KF (水冷) | 32GB | 1TB | ドスパラ |
PCパーツの基礎知識

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