【実践編】GoPro MAXでモトブログをする方法【雨でもOK】

GoPro MAXでモトブログをする具体的な例を紹介します。

後半で説明している雨のモトブログのやり方は、応用次第でGoPro MAX以外のカメラでも使えるはずです。

▼メインカメラをGoPro MAXにするメリットについては、前回の記事を参照してください。

関連記事 【基礎編】GoPro MAXでモトブログをする方法

尚、ここで紹介する手順は自分の声も録音に入れるモトブログの手法です。

自分の喋りを録音しないタイプのモトブログなら、ただGoPro MAXをヘルメットにマウントするだけです。

まとめ動画

ヘルメットにマウントする

▼私が使用しているヘルメットはSHOEIのHORNET ADVです。

▼このヘルメットはアゴの部分がわりとフラットなので、GoPro純正の粘着マウントだけでしっかりカメラを固定できます。

MAXの重量は154gで、他のカメラと比較しても若干重いです(HERO8は126g)。

それでもマウントの粘着部分の1/3程度がヘルメットにくっついていれば、落下することはありません。

つまり、既に他のアクションカムでモトブログをやっているなら、そのままGoPro MAXに載せ替えるだけで問題無いでしょう。

音声を別撮りする

GoPro MAXには外部マイクをつなげないので、自分の声も撮りたいモトブロガーさんは音声を別撮りする必要があります。

ここで紹介する方法は一例です。参考になるところだけ盗んでください。

参考までに私はいろいろ試した結果、次の組み合わせが一番使い勝手が良かったので紹介します。

  1. 音声の別撮りにもGoProを使うのがベスト
  2. ワイヤレスで音声を録音する
  3. 音声録音用GoProを給電しながら使用する

一つずつ解説しましょう。

1)音声の別撮りにもGoProを使うのがベスト

▼やり方はいろいろあると思いますが、私はGoPro HERO8+メディアモジュラー+RODE Wireless Goを使っています。

▼録画開始と停止の制御はGoPro純正のリモコンを使うことをお勧めします。

このリモコンにMAXと音声用のGoProを登録しておくと、リモコンボタンの一発操作で2台のGoProの録画開始・停止を制御できるので便利です。

録画ファイルの管理もMAXと音声用GoProの録画時間が同じになるので、あとでパソコン上で音声と映像を同期させるのが楽です。

尚、このリモコンは防水なので雨の中でも使えます。

リモコンの注意点

注意する点はリモコンのバッテリーが3時間程度しか持たないので、適宜充電するか給電しながら運用する必要があります。

給電しながら使用する場合は、車体のUSBポートからだと電圧が安定しないので頻繁にフリーズしてしまいます。

なので、モバイルバッテリー等を使って安定した電力供給をしてあげましょう。

その他の問題点

音声別撮りにGoProを使う手法には問題が1つだけあります。

  • GoProは音声だけの録音ができない

つまり録画データーはMAXと音声用GoProで2台分になります。

14日間の北海道ツーリングで毎日4時間30分ほど撮影していましたが、総データー量は2TBになりました^^;

こうなると連泊のロングーリングの場合、録画データーのバックアップが大変です。

そこで私はモバイルパソコンと2TBのポータブルSSDを使って、GoProの内蔵メモリーカードからデーターを吸い上げて対応しました。

▼この辺りの実例は別記事にまとめています。

関連記事 タフなSanDiskのポータブルSSDはアウトドアで最高の相棒です【快適データー移行環境の構築】

録画データーサイズを減らす方法と注意点

これには音声録音用GoProの撮影解像度を下げる方法がありますが、最新のGoPro HERO8には次の問題点があります。

  • 1080Pと720Pの録画データーサイズがほとんど変わらない

どうもHERO8になってから動画の記録方式が変わったようで、128GBのメモリーカードの場合、1080P/60FPSと720P/60FPSの録画可能時間は両方とも5時間30分程度になってしまいます。

この問題は旧世代のGoPro HERO7までだと、720Pへ画質を落とせばファイルサイズを減らせるはずです。

また、メインカメラのMAXと音声用のGoProの解像度を揃えないと、パソコンの編集ソフトで合成する時にトラブルが発生する可能性があります。

AdobeのPremiere ProやAppleのFinal Cut Proでは、最初に取り込んだ画像フォーマットが基準になります。

例えば最初にMAXの1080P/60FPSの動画を取り込んだ後に、720P/30FPSの音声用録画データを取り込むと、後者が1080P/60FPSへアップスケールされるので実用上は問題ありません。

しかし手順を逆にしてしまうと、メインの映像が720P/30FPSへダウンスケールされてしまうので注意が必要です。

音声録音用のGoProは何が良い?

音声録音用のGoProは高価なHERO8ではなく、旧型のGoProで問題ありません。

▼既に旧型のGoProを持っていれば、それを活用するのがベストでしょう。

GoPro HERO5 Session

または中古を探すのもアリです。

ただし次に解説するGoProで音声をワイヤレス録音する場合は、GoPro HERO8+メディアモジュラーの組み合わせが一番コンパクトに収まります。

2)ワイヤレスで音声を録音する

音声を別撮りするには上記で紹介した音声取り用のGoPro、またはボイスレコーダー等をどこかに設置してヘルメット内のマイクに繋ぐ必要があります。

そこでマイクケーブルが邪魔になるので、RODE Wireless GOを使ったワイヤレス録音がお勧めです。

▼音声録音用の機材は、録画ステータスの確認ができるように目の届く位置に設置するのが良いでしょう。

▲中央に設置してあるGoPro HERO8+メディアモジュラー+RODE Wireless GOからヘルメットのマイクへの接続がワイヤレスになります。

▼RODE Wireless GOのトランスミッターは、ヘルメットのどこかにマジックテープで貼り付けます。

これで余計な配線無しで無線録音ができます。

障害物のないところであれば、バイクから降りても30m程度は離れて録音できます。

RODE Wireless GOのバッテリー持続時間は?

4時間程度しか持ちません^^;

バッテリーが切れると、音声録音用のGoProは無音の動画になってしまいます。

▼私はせっかく撮った動画をパーにしたく無いので、RODE Wireless GOを2セット使って3時間程度で交換しながら運用しています。

3)音声録音用GoProを給電しながら使用する

GoProの悪い持病として、外部マイクを認識しないことが多々あります。

コレを回避するには、電源ON時に外部マイクが認識されたことを確認して、そのまま電源を切らずに使い続けることです。

内蔵バッテリーは1時間程度しか持たないので、給電しながら使用することになります。

GoProは給電しながら長時間の撮影すると、本体が猛烈に暑くなって熱暴走を起こします。

ポイントはGoProの内蔵バッテリーを抜いて、モバイルバッテリーからの給電のみで運用することです。

▼この辺りの詳しい対策は、別記事にまとめていますので参考にしてください。

関連記事 GoPro HERO8、HERO9を安定動作させるコツ(熱暴走、外部マイクトラブル対策)

▼また、タンクバッグには防水かつケーブルを外に取り回せる製品があります。

こういった製品を使えば、タンクバッグ内のモバイルバッテリーから撮影機器に給電することが可能になります。

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雨のモトブログのやり方

この解説は応用次第でGoPro MAX以外のカメラでも使えると思います。

GoPro MAXの雨対策

メインカメラのGoPro MAXは5m防水なので、基本的には裸のままでOKです。

▼ヘルメットにマウントする時は、必ずMAXの液晶が後ろ向き(口側)になるようにしましょう。

▼液晶が前面になるようにヘルメットへマウントすると、バイクのミラー越しに動作状況を確認しやすいのですが、雨だと壊れます。

走行中の雨は強烈な水圧を持っています。

水滴がMAXの液晶にビシバシ当たると、液晶がその都度反応して壊れてしまいますので注意してください。

コレで私は1台MAXを壊しました(><)

防水ハウジングは必要か?

▼雨で1台MAXを壊した経験から、防水ハウジングがあれば無敵だと思い購入してみました。

確かに強力ですが、バッテリー交換の際にレンズが曇りやすくなります。

2020年の北海道ツーリングで2,000kmほど雨の中を走った結論ですが、上記で説明した通り、MAXの設置方向に注意すれば防水ハウジングは基本的に必要ありません。

しかし、豪雨や弱い雨でも長時間運転し続ける場合は、保険として防水ハウジングを持っていると精神的に安心です^^;

音声録音用GoProの雨対策

外部マイクアダプターやメディアモジュラー を付けたGoProは防水ではありませんが…

▼今回紹介する構成では、ジップロックのような物で保護するだけでOKです。

保険として、なるべく走行中に雨が直撃しない場所へ機器を設置した方が良いでしょう。

ヘルメット側の雨対策

ヘルメット側にはRODE Wireless GOのトランスミッターがあります。

コレは防水仕様ではないので、雨が降ったらヘルメットの中に隠しましょう。

▼私が使用しているSHOEIのHORNET ADVは、ちょうど口元にスペースがあるのでこんな感じにしています。

多少呼吸が苦しくなりますが、すぐに慣れます。

ここは使うヘルメット次第ですね。うまく工夫してください。

GoPro MAXオプション選びの注意点

GoPro MAXのオプションは少ないです。

必須な物は予備バッテリーと充電器でしょう。

予備バッテリーはいくつ必要か?

メインカメラのGoPro MAXは給電撮影ではなく、内蔵バッテリーを適宜交換しながら撮影することをお勧めします。

1個のバッテリーで1時間程度の撮影ができます。

2020年の14日間の北海道ツーリングでは、1日に4時間30分ほど撮影していました。

この場合、予備バッテリーは2つで問題ありません。

モバイルバッテリーで充電器に入れた予備バッテリーを充電すれば、長期間の撮影でも十分運用可能でした。

▼ず〜っと撮影しっぱなしの場合はもっと必要かもですが、少なくとも日帰りツーリングでは本体内蔵のバッテリー+予備2個があれば十分でしょう。

互換バッテリーは??

最近になってようやく安い互換バッテリーがAmazonで販売されるようになってきました。

しかし私は純正のバッテリーと充電器を使用することを激しく推奨します。

以前OSMO ACTIONを使用していた時に安い互換バッテリーを使っていたのですが、バッテリー残量が少なくなってきたら急に電源が落ちるという症状を体験しました。

ほとんどの録画行為は、撮り直しのできない一発勝負です。

家に帰ってチェックをしてみたら録画されていなかった等、残念な結果にならないように、純正オプションで武装して少しでもリスクを回避しましょう。

まとめ

ここで紹介した方法は、あくまで一つの運用サンプルです。

私もまだ完成形だとは思っていなく、良い方法があれば随時更新していくつもりです。

また、GoPro MAX、音声録音用のGoPro、ワイヤレスマイクシステム等を全て揃えるとかなりの出費になります。

個人の価値観の違いですが、撮影に力を入れたいのなら投資する価値はあると思います。

以上、何かの参考になれば幸いです。

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製品リンク

GoPro MAX本体

コレがないと始まりませんが、買うなら必ず国内正規品を買いましょう。

私は一度故障しましたが、保証を使って無償で修理してくれました。

▼買うなら予備バッテリーが1個付属するこのセット品がお勧めです。

予備バッテリー、バッテリーチャージャー

モトブログは撮り直しのできない一発勝負です。

少しでも動作が安定するように純正品を選びましょう。

予備バッテリーは2個あればとりあえずOKです。

リモコン

コレがあると複数のGoProを一発操作できます。Amazonでは激安中華コピー品がたくさんありますが、必ず純正を選びましょう。

▼ハンドルバーにリモコンをマウントするキットです。次の2つが必要。

防水ハウジング

GoPro MAX本体は5m防水ですが、雨の高速道路の走行等、悪天候の場合はあった方が良いです。

残念ながら純正の防水ハウジングはありませんが、私はコレを使っています。特に性能に問題はありません。

GoPro HERO8とメディアモジュラー

音声別撮り用のGoProを新規で調達するのならコレがお勧めです。

特にメディアモジュラーにはコールドシューが2個あるので、ワイヤレスマイクシステムとの組み合わせがスッキリします。

その他のHERO8用ケージ

メディアモジュラーまでは必要ない場合はこちらもアリです。外部マイクアダプターが必要です。

旧世代のGoPro用ケージ

GoPro HERO7までの旧世代を使用している方は、コレがベストでしょう。

コレに外部マイクアダプターとワイヤレスマイクシステムを組み合わせれば、スッキリまとまります。

RODE Wireless GO

ワイヤレスでヘルメット内のマイクと繋ぐための必須アイテムです。

類似製品はいくつかありますが、コレが一番コンパクトで信頼できる製品です。


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