予算30万円で選ぶ!おすすめゲーミングPC セールで安いBTOモデルと選び方を解説
このページでは25万以上〜30万円で買えるゲーミングPCを解説しています。
高性能なゲーミングPCを格安でゲットしたい人は、ぜひお読みください。
しっかり読んで「お宝モデル」をゲットしよう!
30万円以下のゲーミングPCでできること・できないこと
- フルHDで300fps以上のゲームプレイ
- WQHD/UWQHDでも「なめらか」映像
- クリエイティブな作業が得意
- 4K解像度で競技性の高いFPSゲーム
30万円前後のPCはどれも基本性能が非常に高く、フルHDで軽めのゲームであれば300fpsを超えるウルトラスペックです。
また、より高精細な映像であるWQHDやUWQHD(ウルトラワイド)でもヌルヌル動くゲーム体験が可能。
フルHD〜4K解像度まで苦手な解像度がないのもポイント。
ネット閲覧や文章入力などの日常使いなら、まったくストレスを感じない超高速で処理できる能力です。
弱点としては、4K解像度の超美麗な映像で「がっつり対戦ゲーム」をやりこむには少しスペックが足りません。
PCの価格が30万円以上になると、さらに快適です。
ただし、30万超えのウルトラスペックPCは消費電力も高く、あらゆるコストを無視した設計です。
時間効率が重要な「仕事」もするなら30万以上のスペックが良く、個人のゲーム利用なら30万以下で探すことをおすすめします。
流行りのゲームから普段使いまで、無敵のスペック!
30万円PCのおすすめスペック
せっかく買うなら長く使い続けられるPCをゲットするために、次のスペックを狙うと良いです。
パーツ名 | 推奨スペック | 最低スペック |
---|---|---|
CPU | ・Core i7-13700 ・ Core i7-12700 | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 4070Ti | RTX 4070 |
メモリ | 32GB | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD |
CPUは現状だとIntel 第13世代のCore i7-13700が良いです。
コスパ優先ならCore i7-12700/Ryzen 7 5700Xも良い選択と言えます。
GPUはハイスペックなRTX 4070Tiがおすすめ。
BTOショップのセール品や、隠れたお宝モデルを狙うと良いです。
失敗しないゲーミングPCの選び方
PCを選ぶポイントについて要点を絞って解説します。
はじめてPCを買う人、買い替えを検討している人は参考にしてください。
★注目★おすすめメーカーランキング
ショップ名 | 価格 | 注文時の カスタム性 | 納期 | 保証 | サポート |
---|---|---|---|---|---|
フロンティア | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
パソコン工房 | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
サイコム | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
HP OMEN | ◯ | X | ◯ | ◯ | ◎ |
ストーム | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
ツクモ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
【1位】フロンティア
ヤマダ電気グループのBTO(受注生産)ショップ。
セールに強く、他のショップより数万円も安く販売している最安のPCショップ。
初期構成のスペックが高く、カスタマイズ不要で使い始められる余裕の性能がメリット。
デメリットとして、セール品は延長保証をつけられない(1年保証のみ)。
延長保証が不要な人なら一番のおすすめ。(普通に使っていれば壊れません)
とにかく安いので、ゲーミングPCを買うなら最初にチェックすべきショップ。
【3位】サイコム(Sycom)
「スタンダード型」「派手型」「静音型」「小型」など、多様なモデルを販売。
注文時にほとんどのパーツを交換できる高いカスタム性が特徴。
使用されるパーツの型番がすべて公開されているので、完璧に自分好みの性能に合わせられる。
パーツをダウングレードすれば安くなるので、コスパも良い。(OS無しにすれば25,000円ほど安くなる)
グラボまで独自に水冷化する高い技術力もポイント。
「こだわり派」「自作が面倒な人」に一番のおすすめ。
【4位】HP OMEN
ヒューレットパッカードが展開するゲーミングブランド「OMEN」シリーズ。
BTOショップでは真似のできない高いクオリティーのPCを販売している。
WindowsのエディションがProの場合が多く、リモート機能を使う人やお仕事に使う人にもおすすめ。
価格は国内BTOショップよりも高めだが、週替わりのセール品はかなり安い。
注文時にカスタムできないのがデメリットだが、初期構成でもかなり余裕ある性能になっている。
大手PCメーカーならではの特徴として、HP OMENユーザー専用のゲーミングPCに特化したカスタマーサポートもあり。
PCメーカーの製品が欲しい人、サポートが必要な人におすすめ。
【5位】ストーム(STORM)
絶妙なスペックのPCが多く、他のショップとは違った「かっこいいデザイン」が特徴。
価格は良心的でコスパが良く、所有感の高いPCがゲットできる。
注文ページは初心者にもわかりやすい親切なデザインで、カスタムは特別な知識がなくても簡単にできるのがポイント。狙ったパフォーマンスを出しやすい。
「こだわりたい人」におすすめ。
【6位】ツクモ
こちらもヤマダ電気グループのBTOショップ。価格は1位のフロンティア並みに安い。
小型ゲーミングPCからパーツメーカーとのコラボモデルまで多様なラインナップが特徴。
BTOモデル(受注生産)と即納完成品の2パターンで販売。
BTOモデルは注文時のカスタム性が高く、狙ったパフォーマンスを出しやすい。
即納モデルは注文時のカスタムが不可。ただし、カスタム不要で使い始められる余裕ある性能になっている。
使用されるパーツの型番が一部公開されていて、購入前に細かい性能がわかるのもポイント。
入門者から上級者までおすすめ。
その他、「マウスコンピューター」や「ドスパラ」なども良いショップです。
おすすめCPUランキング
BTOパソコン向けなら以下のCPUが優れています。
【1位】Core i5-13400(F)
10コア16スレッド(パフォーマンスコア:6+高効率コア:4)の最新CPUで、一昔前のハイエンド「Core i9-11900K」に匹敵する性能。
ゲーム時のパフォーマンスはCore i7と大きく変わらない。
ほとんどの人はこのCPUでOKです。
【2位】Core i7-13700(F)
16コア24スレッド(パフォーマンスコア:8+高効率コア:8)の第13世代Core i7。第12世代のCore i7-12700のマイナーアップデート版で、高効率コアとキャッシュメモリなどが強化。クリエイティブな作業が多い人、がっつりFPSゲームをやり込んでいる人におすすめ。
【3位】Ryzen 7 5700X
8コア16スレッドで動作するZen3世代のハイクラスCPUで、上位の5800Xに迫るパフォーマンスでありながら消費電力を抑えたモデル。総合パフォーマンスはライバルのCore i7-12700より少し劣るものの、PCの価格は2〜3万円ほど安くてコスパが素晴らしく良い。
【4位】Core i7-12700(F)
12コア20スレッド(パフォーマンスコア:8+高効率コア:4)の第12世代Core i7。かなり完成度が高いCPUで価格が安い。ゲーム時のパフォーマンスはCore i7-13700とほとんど変わらない。長く現役で使えるコスパの良い高性能CPU。現状ではコスパの良いDDR4メモリとの組み合わせがおすすめ。
自作PCだったら何でも良いと思います。もっと尖った選択もありでしょう。
個人的にはRyzen 7 7800X3Dがベストです(実機レビュー)。
CPUはGPUの性能を引き出す重要な役割をします。
ただし、高性能なCPUを選んでも期待した性能が出ないことがあるので注意。
↓タブを切り替えて見てください↓
すべて当サイトによる計測値
フォートナイトを例にしますが、グラフィックスに凝った「DX12モード」だとCPUの違いによるフレームレートの差はありません。カジュアルに楽しむ分にはどのCPUでも同じです。
一方で、グラフィックスの軽い競技向けの「パフォーマンスモード」だと、高性能なCPUであるほどフレームレートが伸びます。
Core i5/Ryzen 5がおすすめの人
- カジュアルにゲームを楽しみたい人
- コスパ重視の人
- グラフィックスに凝ったゲームが好きな人
- WQHD/4Kでゲームをしたい人
Core i7/Ryzen 7がおすすめの人
- フルHDで高いフレームレートを出したい人
- 競技性の高いFPSゲームをがっつりやり込む人
フルHDやグラフィックスの軽いゲームは、CPUとGPUの連携が速まってフレームレートが大きく上昇する傾向があります(※すべてのゲームとは限りません)。この場合、Core i7/Ryzen 7が良いです。
逆に、WQHD/4Kやグラフィックスに凝ったゲームは、GPUの負荷が高すぎてCPUが暇していることが多く、フレームレートが伸びません。この場合、Core i5/Ryzen 5で十分です。
自分がどのような遊び方なのかチェックして、ベストなCPUを選んでください。
- CPU末尾のFとかKって何?
- ゲーミングPCのCPUの役割って?
と思った人は、下記の記事で詳しく解説しています。
おすすめGPUランキング
ゲームも年々進化して、より高性能なPCを要求してきます。
長く現役で使うために、なるべく1ランク上のGPUを選ぶのがおすすめ。
【1位】GeForce RTX 4070Ti
新世代のハイスペックGPUで、最新ゲームを数年に渡ってを遊び尽くせる性能。前世代のハイエンドであるRTX 3090Tiを最大30%超えるポテンシャルを持つ。RTX 3080より省電力で強烈なパワーが特徴。25万〜30万円くらいのPCを探している人におすすめ。
【2位】GeForce RTX 4070
最新のミドルハイクラスなGPUでRTX 3090Ti相当のポテンシャルを持つ。フルHD/WQHD解像度のゲームで高いフレームレートを維持できる性能。20万〜25万円くらいのPCを探している人におすすめ。
【3位】GeForce RTX 4060Ti
最新ミドルクラスのGPUで、フルHDならDLSS 3対応ゲームでRTX 3080を25%超える性能を持つ。フルHDゲームにめっぽう強いが4Kのゲーム性能はかなり弱い。15〜20万円くらいのPCを探している人におすすめ。
【4位】GeForce RTX 3060Ti
ミドルクラスのGPUで、下位モデルのRTX 3060より性能の上がり幅が良く、フルHD解像度のゲームと相性が良い。PS5よりも高品質なゲーム体験ができる。10〜15万円くらいのPCを探している人におすすめ。
【5位】GeForce RTX 3060
ミドルクラス定番のGPUで、この先も数年は続くPS5時代に「ちょうどいいGPU」。ビデオメモリが上位モデルより多い12GBなので、クリエイティブな作業をする人にもおすすめ。
より詳しい性能やPS5などとの比較、レイトレーシングについては、こちらの記事を参考にしてください↓
おすすめのメモリ容量は?
サイバーパンク2077
ゲームと普段使いが中心なら16GBで十分です。
フルHDとWQHDの場合、32GBにしてもゲームだけだとほとんど使われません。
Spider-man Remastered
4Kでゲームしたい人や、ゲームプレイの動画配信や動画・画像編集など多目的に使う人は32GBがおすすめ。
メモリはあとから増設することも可能ですが、種類の違うメモリを追加すると思わぬトラブルに遭遇することがあるので、不安なら購入時に増設してしまいましょう。
また、メモリの種類にDDR4とDDR5がありますが、ゲームプレイでの性能差は誤差レベルなのでお好みで構いません。
おすすめのストレージ容量は?
遊びたいゲームが決まっている人や、自分でストレージを追加できる人は500GB SSDで十分です。
ただし、最近のゲームは50GB以上の大型タイトルが多いです。たくさんのゲームを楽しみたい人は1TB以上がおすすめ。
最新ゲーム機のPS5とXbox Series Xは800GB〜1TBクラスのSSDを搭載していますが、容量が足りないという声をよく聞きます。(特にPS5は少なすぎ)
500GBでは絶対に容量不足になるので注意!
また、HDD(ハードディスク)は安価に容量を稼げますが、ゲームをインストールすると極端にパフォーマンスが落ちるので注意。動画ファイルなど「大容量データの保管先」として使う以外はSSDを選ぶのがおすすめ。
電源の容量は変えた方がいいの?
どのメーカーのPCも電源はある程度の余裕があるものを搭載しています。
1〜2台のストレージ追加や、たくさんのUSBデバイスを繋げる程度なら変更する必要はありません。
注意点として、650Wと850Wの電源を比較した場合、650Wの方が省電力!・・・というわけではないです。
カバーできる容量の目安なので、CPU/GPU/メモリなどのパーツが同じなら消費電力に違いはありません。
いつか自分で上位のGPU/CPUに交換したいと思っている人は、1ランク上の容量に変えておくと安心です。
電源には80PLUS BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUMなどの電力変換効率を表すグレードがあります。
上位グレードに変えてもPCの処理能力が上がるわけではありません。
特にこだわりがなければ、80PLUS GOLDが最もコスパが良いです。
延長保証って必要?
好みの問題ですが、迷ったら「延長保証は不要」です。
ゲーミングPCは普通のパソコンと違って耐久性の高いパーツで作られています。
正しい使い方をしていればトラブルが起きることはありません。
PCを壊さないための設置方法やメンテナンスのコツは、こちらの記事を参考にしてください↓
ここまで読んで「どのゲーミングPCが良いの?」と思った人は、以下の価格別にまとめた表からチェックしてみましょう。
おすすめゲーミングPC 早見表
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価格 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | メーカー |
---|---|---|---|---|---|
109800円 | Ryzen Z1 Extreme | ← | 16GB | 512GB (爆速) | ASUS |
135800円 | RTX 3060Ti | Ryzen 5 5600X | 16GB | 1TB | フロンティア |
141530円 | RTX 3060 | Ryzen 5 5600X (水冷) | 16GB | 1TB | DELL |
150660円 | RTX 3060 | Core i7-12700F | 16GB | 1TB | HP OMEN |
152931円 | RTX 3060Ti | Ryzen 7 5800 (水冷) | 16GB | 1TB | DELL |
169800円 | RTX 3070 | Ryzen 7 5700X | 16GB | 1TB | ツクモ |
169800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F | 16GB | 1TB | フロンティア |
189800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F (水冷) | 16GB | 1TB | フロンティア |
204800円 | RTX 4070 | Core i5-13400 | 16GB | 1TB | フロンティア |
219800円 | RTX 4070 | Core i5-13400 | 32GB | 1TB | ストーム |
227980円 | RTX 4070 | Core i5-13500 | 32GB | 2TB | ツクモ |
229800円 | RTX 4070Ti | Ryzen 7 5700X | 32GB | 1TB | フロンティア |
237510円 | RTX 4070 | Core i5-13400F | 16GB | 1TB (爆速) | サイコム |
239800円 | RTX 4070 | Core i7-13700F | 16GB | 1TB | PC工房 |
244800円 | RTX 4070 | Core i7-13700F | 32GB | 1TB | フロンティア |
269800円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F (水冷) | 32GB | 2TB | フロンティア |
274800円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F | 32GB | 1TB | フロンティア |
275520円 | RTX 4070Ti | Core i5-13400F | 16GB | 1TB (爆速) | サイコム |
295000円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700 | 16GB (DDR5) | 1TB | ストーム |
309800円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700KF (水冷) | 32GB (DDR5) | 1TB (爆速) | PC工房 |
ゲーミングPCは一度買うと数年間は使い続けるものです。
せっかく買うなら長く現役で使える相棒を選びましょう!
極上のゲーム体験ができますように!