難しそうだし、どのくらい初期費用がかかるの?
上記の悩みを解決します。
図解付きなので手順通りやればOK。
レンタルサーバー等の契約から、全ての設定完了まで1時間ほどの作業です。
WordPressの設定自体は10分もあればOK。楽勝です。
費用について
最初に気になる費用について説明します。
収益化ブログを始めるには、次のお金が最初に必要です。
価格はレンタルサーバーにmixhostを選定した場合ですが、他の業者を選んでも大体同じ。
ドメイン取得費 | 308円〜 | インターネット上の住所取得費用 |
レンタルサーバー契約費 | 4,862円〜 | ブログを動かす土地の費用 |
WordPressテーマ購入費 | 0円〜20,000円程度 | ブログのデザイン費用 |
上記のように初期費用は目安として5,170円以上かかり、このほかに月々にかかる経費が1,000円程度です。
詳しくは手順の中で解説します。
作業項目
収益化ブログを始めるには、次の5項目を図解通りにこなせばOKです。
- ドメイン取得
- レンタルサーバーの契約
- ドメインとレンタルサーバーの紐付け
- WordPressのインストール
- WordPressの初期設定
1)ドメイン取得
ドメインの予備知識
ドメインとはこれから作るサイトのURL(インターネット上のアドレス)のことです。
当ブログで言うと「pacosadventure.com」のことをドメインといいます。
ドメイン名は既に取得されていなければ何でもOKですが、次のことは注意した方が良いでしょう。
- あとから変更不可能
- 名前は短めの方が良い
- .comを選ぼう
ドメイン名は後から変えられないので、慎重に考えましょう。
とは言え、あまり考えすぎも良くないです。
運用上はあまり重要ではないので、サクッと(でも慎重に!)決めてしまいましょう。
そして長い名前にすると覚えづらいので、短めのシンプルな物にする事をお勧めします。
(私は長めにしてしまったので失敗したと思っています^^;)
▼末尾の.comの部分ですが、他に.netや.jp、.site、.work等いくつか選べます。
一見「.work」や「.site」は1円〜60/円程度の料金なので手を出しがちですが、年次の更新料金がバカ高い(4,000円程度)ので絶対にヤメましょう。
(安いドメインは、1年間限定のテストサイトのような物を作成する時に使えます。)
.comはパッと見で(根拠はありませんが)信用があるように見えるのと、年次更新料が妥当な価格(1,400円程度)なのでお勧めです。
ドメイン契約
ドメインの取得は「お名前ドットコム」がお勧めです。
他社のサービスでもほとんど内容が同じなのですが、価格が妥当+大手なので安心です。
まずは「お名前.com」にアクセスします。
▼希望するドメイン名称を入力して「検索」をクリック。
▼ドメイン末尾の文字列「.com」を選択し、「お申し込みへ進む」をクリック。
次の画面では、不要なオプションがチェックされていない事を確認(理由は長くなるので割愛します)。
- サーバーの同時申込:利用しない
- 年数:1年登録
- Whois情報公開代行メールオプション:不要
- ドメインプロテクション:不要
▲▼上記を確認したら、同じ画面の右側にメールアドレスとパスワードを入力して「次へ」をクリック。
▼アカウント作成の追加項目を入力して「次へ進む」をクリック。
▼支払い情報を入力して「申し込む」をクリック。
▼次に出てくる広告画面は「申込まない」をクリック。
申し込みは以上ですが、お名前.comより登録したアドレスへメールが何通か届きます。
その中の…
【重要】【お名前.com】ドメイン情報認証のお願い
を開いて、メール内のアドレス(URL)をクリック。
以上でドメイン作成は完了です。
2)レンタルサーバーの契約
レンタルサーバーの予備知識
次にブログを動かすサーバーをレンタルする必要があります。
サーバーってなんぞや?って方もいるかもしれませんが、単純にブログを動かすネット上の土地です。
これから借りる土地に、先ほど取得したドメイン(インターネット上のアドレス)を紐付けるとサイトを作れます。
レンタルサーバー業者はたくさんあるのですが、メジャーなところは「エックスサーバー 」か「mixhost」です。
上記2つのサーバーのメリットは安くて応答速度が速いこと。
有名なブロガーさんも、大体は上記2つのサーバーのどちらかを使っています。
▼さらっと両者を比較するとこんな感じです。優れている点を赤字にしています。
エックスサーバー | mixhost | |
初期費用 | 7.260円 3ヶ月分 | 4,554円 3ヶ月分 34,848円 36ヶ月分 |
(費用内訳) | 初期費用 3,300円 初回3ヶ月契約 3,960円(1,320円/月 x 3) 4ヶ月目以降、1,100/月〜 |
初期費用 0円 3ヶ月契約 4,554円(1,518円/月 x 3) 36ヶ月契約(968円/月 x 36) |
ディスク容量 | 200GB | 250GB |
制限事項 | アダルトは禁止 | アダルトOK |
エックスサーバーのメリットは、4ヶ月目から1ヶ月毎の支払いが可能。
mixhostは最低でも3ヶ月契約を続ける必要があります。
mixhostの方が制限事項が少なく、長期契約で安くなるのでお勧め。
mixhostは料金を前払いしておくことで、自分にもしもの事態が訪れても(死亡した時です)前払いクレジットを月々消費しながら運用が続けられます(最大50万円のクレジットが可能)。
収益化できているブログは、自動販売機のような物です。
記事の内容にもよりますが、数ヶ月〜数年は放置していても勝手に売上げが立ち、お金が振り込まれてきます。
つまり、収益化ブログは資産です。
残された家族のためにもmixhostをお勧めします。
必要経費として36ヶ月契約を強くお勧めしますが、月払いから始めて軌道に乗ったら3年契約に変更するのもアリです…が…
収益化できれば初期費用など、あっという間に回収できます。
3年分前払いしてしまえば、もう後には引けません。
あなたの情熱・覚悟次第ですが、最初から逃げ道を作ったら絶対に負けます。
自分を追い込む意味でも36ヶ月契約がお勧め。
私はケチって当初エックスサーバーを借りていたのですが、ブログの収益化には長期で勝負する必要がある事を痛感し、途中でmixhostへ引っ越しました。
関連記事 収益化ブログを1年6ヶ月運用してみた結果
もちろん36ヶ月契約です。
サーバーの引越しはマジで面倒です。ある程度の専門知識がないと自力ではできません。
▼エックスサーバーからmixhostへ引っ越した時の記録はこちら
関連記事 【2021年最新】XSERVERからmixhostへの確実な移行手順と失敗談 WordPress編
と言うことで、mixhostを前提に説明しますが、エックスサーバーや他のサーバーでも似たような物ですので、適宜読み替えて契約と設定をしてください。
レンタルサーバー契約手順(mixhost)
▼mixhostのサイトへ行き「今すぐmixhostをお申し込み!」をクリック
▼プランは一番安い「スタンダード」でOK。
▼次の画面で中央の「他者管理のドメインを持ち込む」欄に、お名前.comで取得したドメイン名を入力して「使用する」をクリック。
▲上のやり方はいくつかパターンがあります(人によって違います)。
ドメインはお名前.comで取得したので、一番上の「新規ドメインを取得する」は不要。
ここで新規ドメインを取得すると、お名前.comよりドメイン取得料が高くなります。
この項目は、ドメイン管理とサーバー管理をまとめてmixhostにお願いするということです。
一見便利ですが、ドメイン管理会社(お名前.com)とレンタルサーバー会社(mixhost)は、分けた方がリスク分散できます(個人的意見です)。
▼契約期間を選んで「続ける」をクリック。個人的には36ヶ月プランを推奨。他の項目は触らなくてOKです。
▼契約の内容を確認して「お客様情報の入力」をクリック。
▼個人情報と支払い情報、管理画面ログイン用のパスワードを入力し、画面下へスクロールして「注文完了」をクリック。
以上でサーバーの契約は完了です。
3)ドメインとレンタルサーバーの紐付け
mixhostで契約したサーバー(土地)と、お名前.comで取得したドメイン(住所)を紐付けます。
お名前.comの設定
まずは「お名前.com Navi」へアクセスしてログイン。
▼ログイン後、上部の「ドメイン」タブをクリックすると下の画面が表示されるので、「ネームサーバー」の項目「初期設定」をクリック。
▲私は複数のドメインを所有しているので上の画面ですが、初めてなら「ドメイン名1」しか表示されません。
▼下の画面が表示されたら「その他」タブをクリックし、「+」ボタンを押してネームサーバー5まで表示させる。
▼▲5つの入力欄に以下のアドレスを入力して「確認」をクリック。
- ns1.mixhost.jp
- ns2.mixhost.jp
- ns3.mixhost.jp
- ns4.mixhost.jp
- ns5.mixhost.jp
▲上記のアドレスはmixhostの例です。他のサーバーの場合は値が違います。
これで完了ですが、設定がネットの世界へ浸透するまで1時間〜最大72時間掛かります(平均で4時間程度)。
4)WordPressのインストール
次は「mixhostの管理画面」へログインします。
▼ログイン後は次のような画面になるので「有効なサービス」をクリック。
▼左側にあるメニューの「cPanelにログイン」をクリック。
▼次の画面で下の方へスクロールして「WordPress Manager by Softaculous」をクリック
▼「今すぐインストール」をクリック
▼赤枠のところを注意して選択・入力してください。失敗しても後から修正できます。
管理者アカウントの「Admin Username」はセキュリティの観点から、必ず変更しましょう。
「Admin Password」はそのままでもOKですが、必ずメモっておくように!変更する場合は、なるべく複雑なパスワードが良いです。
「管理者Eメール」は普段使用しているメールアドレスが無難です。
下段の「Classic Editor」は何かと使えるので、チェックを入れておくのがお勧め。
全て完了したら「インストール」をクリック。
▲上の画面の補足
「インストールしたいバージョンを選択してください」は基本的に表示されているバージョンのままでOKです。
「サイト名」と「サイト説明」は、すでに決まっていればココで入力してOK。後から変更できます。
▼インストール完了画面に表示されている上段のアドレスがブログサイト。下段が管理者のアドレスです。
▼ブログサイト
▼管理画面。この画面から記事の作成・投稿をします。
5)WordPressの初期設定
記事を書き始める前に、必須の設定だけ最初にやってしまいましょう。
パーマリンクの設定
パーマリンクとはURL(アドレス)の末尾の部分です。
例えばbikeという記事を作成するとアドレスは自動生成されるのですが、mixhostで作成したWordPressは、標準設定のままだと日付が自動的に挿入されてしまいます。
例:https://pacosadventure.com/2020/09/01/bike
これは管理上の観点からよろしくないので、以下のアドレスになるように設定を変更しましょう。
設定後:https://pacosadventure.com/bike
▼WordPressの管理画面から「設定」→「パーマリンク設定」を選択。
▼「投稿名」にチェックを入れて「変更を保存」をクリック
この設定は最初にやっておかないと、あとで全記事を修正することになります。
必ず変更しておきましょう。
その他の設定
WordPressインストール直後のおすすめ設定は、コチラの記事が良くまとめられています。
>>(外部サイト)WordPressインストール後すぐやっておきたい6つの初期設定
ここまでの作業でブログ活動を開始できます。
お疲れ様でした!
テーマを使ってデザインと機能を拡張しよう
WordPressをインストールした直後は、デザイン・機能ともに非常にシンプルです。
もちろんこのまま使い出しても良いのですが、せっかく作ったサイトなので、自分好みにデザインを変更したくなりますよね。
デザインはテーマを差し替えることで変えられます。
▼テーマ選びのコツについては、関連記事をご覧ください。
関連記事 【WordPressテーマ】 選び方と調べ方「迷ったら直感で決めよう」
迷ったら私のオススメである【THE THOR(ザ・トール)】を検討してください(税込16,280円)。
テーマの組み込み方法については、各製品のマニュアルに従ってください。
終わりに
これであたなもスタートラインに立てました。
しかし、ただ漠然と記事を書くだけでは収益は発生しません。
ここからが勝負です!
▼収益化ブログ運用のコツはこちらの記事に書いていますので、是非参考にしてください。
関連記事 収益化ブログを1年6ヶ月運用してみた結果