この物語はアラフィフで脱サラニートになったダメ人間の「人生逆転ドキュメンタリー」です。
2019年に1回、2020年は2回、14日間前後のスーパーロングツーリングを実現させました。
その方法を公開しましょう。
▼2020年・14日間の北海道ツーリング動画 その1
【いきなり結論】サラリーマンだと絶対に無理
私は28年間、サラリーマンをしていました。
ツーリングができるのは週末、夏休み、GWなどの連休だけ。
これが普通ですよね。
▼いつもこんな夢を見てました^^
- いつか北海道を走ってみたい!
- 今日は天気がいいから仕事しないで走ろう!
- 1週間晴れマークが続いてる!ちょっとロングツーリングへ行っちゃおう!
でも、無理なんです。
サラリーマンをやっていたら絶対に無理。
夢が夢のままで終わってしまう…。
このままでいいのか?
普通はそう考えるよね!
では、ボクが命を削って体験した事実を教えよう!
ホワイト企業だったのだが…
勤めていた会社はホワイト企業です。
労働組合に守られ、残業代もしっかり出る会社でした。
そんな会社だったので将来は安泰です。
おそらくは定年まで、または再雇用制度を使って65歳までは確実に会社に残れたでしょう。
ひょっとしたら70歳まで働けたかもしれません。
(今はコロナでヤバそうだけど…)
しかし、その年齢になったらスーパーロングツーリングなんて体力的に無理があります。
(ちなみにブラック企業ならすぐに辞めるべきです^^;)
仕事がつまらない
就職してから1年未満で、自分に合わないから会社を辞める人って多いです。
過去の私は、そういったタイプの人を「意志の弱い軟弱者」だと思っていました。
勤続27年目で急に会社が嫌になったのです。
仕事が単調で面白くない。
頭を使わなくても仕事ができてしまう。
でも、楽をして固定給を稼げるって良い環境なのでは?と、思い込んでいました。
しかし、楽をしていると記憶力が弱くなってボケてくるのです。
きっとそれが原因だったのでしょう。
小さなことにイライラするようになり、だんだんストレスが溜まっていきました。
そしてその頃、27年ほど普通に乗り続けていた満員電車が、急に嫌になったのです。
なんで今までこんな異常な乗り物に乗っていたんだ?と。
電車の中で気が狂って暴れ出しそうになることもありました。
これはマズいと、自分の異変に気づいたのが救いです。
▼ストレスの原因を深掘りすると…
- いい大人が上司に許可をもらわないと動けない
- 小回りが効かない
- すぐにやってみたいことがあるのに、上の上のさらに上まで説得する必要がある
- 自分の判断で資金を動かして勝負できない
- 給料が安い
- 出世は運の要素が強い
- そもそも出世をしたくない
- 仕事のできないダメ人間と思われたくなくて、背伸びをしている
- 潰瘍性大腸炎を煩い、不意にウンコを漏らしてしまう(←これ本当にキツいっす)
- ・・・
- など、多分100個以上は書き出せます^^;
これらは社会に出たら当たり前なことで、会社員とはそれを我慢して生きるものだと思っていました。
しかし私は急に、サラリーマンという物が馬鹿馬鹿しく思えてしまったのです。
簡単に言うと、会社での自分の将来を見切ってしまった。
もはや自分に残された生きる手段は、働き方改革、いや、「生き方を改革」すべきなのでは?
そう思ったのです。
「社会人なら嫌なことがあって当然、耐えることも重要」
このことは、今でも間違いではないと思っています。
どんな仕事であれ、働けば嫌なことは少なからずあります。
でも今だから言えますが、つらいのなら「退職して環境を変える」のは有りです。
とはいえ、辞めるのは勇気がいる
すごく悩みました。
転職するわけでもなく、フリーになりたかったのです。
でも手に職を持っているわけでもありません。
ただ、二度と会社員をやりたくないだけ。
そんな、どうしようもない自己中野郎でした。
▼こんな感じで自問自答してた記憶があります^^;
自力で稼げば良いでしょ!
最悪バイトすればOK!
自力で稼ぐって …
やってみたいことはあるけど、失敗したら人生路頭に迷うじゃない!
… こんな感じです^^
こんな年齢になって今更ですが「人生は一度っきり」です。
もう、我慢する必要はない。
妻や家族に「自力で稼いで生きたい」と打ち明けました。
▼そして、最後に自分を納得させたセリフがコレ▼
あとは好きなことに人生を掛けてみよう
覚悟が決まれば、あとは簡単です。
●無駄な固定費を徹底的に排除!
- 固定電話の解約
- 生命保険の解約
- 格安SIMに変更、など…
●退職前にクレジットカードを増やす!
- フリーになると社会的信用がゼロになる
●少ない貯蓄と退職金をチェック!
●月に不足する生活費を見積もる!
- 妻に定職あり
- 蓄えを崩せば、自分が無給でも数年間は生きていける!
整理してみると、これならマジで勝負できると思いました。
そして、スパッと会社を去る!
次に何をやるかも決めずに…(実際はぼんやりと決めてました)
スーツなんて捨てました。
二度と電車に乗りません。
28年勤めた会社ですが、最後は何の未練もありませんでした。
懲役28年のお勤め完了!
やっとシャバに出れたぜ!
最っ高に気持ちよかったです。
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つづく …