MacBookシリーズに外付けモニターを繋げるのなら、ケーブル1本で映像と音声をまかなってくれるTYPE-C入力を持った製品がベストです。
Power Delivery(USB PD)に対応した製品なら、モニター経由でMacの充電もできます。
この記事では使い勝手の良い大きさの27インチ、解像度は4KとWQHDのモニターを2つ。
17.3インチのモバイルモニターを1つ紹介します。
調査日:2020年9月下旬、2020年12月
▼MacBookシリーズのUSB TYPE-C(Thunderbolt3)についての解説はコチラ
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27インチ 4K
写真・映像編集や文字入力等の事務作業に特化した用途の場合は、高精細な4Kモニターがおすすめ。
このクラスの製品はいくつかありますが、2020年9月に発売されたDellのP2721Qが価格と性能のバランスに優れています。
Dell P2721Q
スペック
液晶パネル | IPS・4K(3840 x 2160) |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答時間 | 5ms(GTG) |
映像入力 | TYPE-C、DisplayPort x 1、HDMI x 1 |
USB PD | 65W |
スピーカー | なし |
USBハブ | 4ポート |
サイズ(幅 x 奥行 x 高さ・スタンド込) | 61.16 x 18.5 x 38.52 |
特徴
- スタンドは縦横の回転にも対応
- モニターの電源をオフにしても電源供給は止まらないのでUSB-PD充電器としても使える
- 価格が安い
27インチ4KクラスでTYPE-Cを持つモニターの相場は55,000円前後ですが、この製品は47,000円前後。
かなりコスパ高くてお得です。
27インチ WQHD ゲーミングモニター
MacBookの他に、PS5やXbox Sereis X/S等のハイスペックゲーム機も接続したいなら、この製品がベスト。
BenQ EX2780Q
スペック
液晶パネル | IPS・WQHD(2560 x 1440) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答時間 | 5ms(GTG) |
映像入力 | TYPE-C、DisplayPort x 1、HDMI x 2 |
USB PD | 10W |
スピーカー | 2.1ch |
USBハブ | なし |
サイズ(幅 x 奥行 x 高さ・スタンド込) | 61.4 x 19.6 x 45.97 |
特徴
- 内蔵スピーカーは2.1chで、5Wのサブウーファーを内蔵
- 豊富な入力端子(Mac、PC、ゲーム機なんでもOK)
TYPE-C入力を持った希少なゲーミングモニターです。
解像度はWQHDなので4Kと比較すると精細感は落ちますが、それでも十分な広さがあります。
動画編集や文章入力等の作業なら全く問題ありません。
デメリットはUSB-C PDの出力が10Wまでと少なく、MacBookのバッテリーが徐々に減っていくこと。
私はこのモニターを愛用していますが、ほぼパーフェクトな製品です。
もちろんゲーミングPCを繋いでもOK。
▼レビュー記事はコチラ
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17.3インチ モバイルモニター
17.3インチという画面サイズは、MacBook Pro 15、16インチに最適です。
コンパクトに拡張したい方へお勧めできます。
ASUS XG17AHPE
スペック
液晶パネル | IPS・FULL HD(1920 x 1080) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答時間 | 3ms(GTG) |
映像入力 | TYPE-C、Micro HDMI |
スピーカー | 2.1ch |
バッテリー稼働時間 | 3.5時間 |
サイズ(幅 x 奥行 x 高さ・スタンド込) | 39.9 x 25 x 9.95 |
重量 | 1.06kg |
2020年12月、私が使用しているモニターです。
外出先でも使える絶妙なサイズ。
モバイルゲーミングモニターなので、ゲーミングPCやPS5を使っている人にも相性が良い。
リフレッシュレートが240Hzまで対応しているけど、Macにはオーバースペック。
(Macなら60Hzで十分です)
でも、最高に使いやすいです!
価格は65,000円程度。
▼使い勝手等はこちらをご覧ください
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その他(iPadを使う)
iPadを持っていることが前提です。
macOS標準機能の「Sidecar」でiPadをMacのセカンドディスプレイとして使えます。
また、有料ソフト(1,220円)の「Duet Display」を使えば、Sidecarよりも高解像度で使えて便利。
Duet Displayは動作のレスポンスが悪くて使い難かったのですが、2020年9月のアップデートでかなり使えるアプリになりました。
普段はMacBookの1画面で十分だけど、一時的に2画面にしたいのならiPad+Duet Displayも候補にいれる事をおすすめします。
▼詳しくは関連記事をご覧ください。