GeForce RTX 3050のゲーム性能をテスト
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入門者向けとして販売されているGeForce RTX 3050をいろいろテストしてみました。
結論を言うと、フルHDゲーミングならかなり使える … っていうかコレで十分でしょ!という感じです。

詳しくチェックしてみましょう!
目次
GeForce GTX 1660 SUPERと性能比較
RTX 3050と同じ入門者向けゲーミングPCに搭載されるGTX 1660 SUPERと比較すると、このようになります↓
RTX 3050 | GTX 1660 SP | |
---|---|---|
3DMarkスコア | 15849 | 16332 |
世代 | Ampere | Turing RTX 3050より一つ古い |
論理性能 TFLOPS | 9.09 | 5.02 |
TDP | 130W | 125W |
ビデオメモリ | 8GB | 6GB |
レイトレーシング | ◯ | X |
DLSS | ◯ | X |
ベンチマーク上は世代の古いGTX 1660 SUPERの方が高い数字を出しますが、実際はレイトレーシングとDLSSに対応したRTX 3050の方が良いです。
特にDLSSは大幅にフレームレートをブーストできるので、RTX 3050の方がかなり有利。
DLSSは対応したゲームのみしか使えない機能ですが、少しずつ対応ゲームも増えてきているので、今選ぶならRTX 3050の方が圧倒的におすすめ。
逆に、レイトレーシングやDLSSに対応していない古いゲームで比較すると、GTX 1660 SUPERの方が少し良い … という感じです。
DLSSの詳しい解説は関連記事をチェック↓
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快適に遊べるフレームレートの目安
快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安は、こちらの表を参考にしてください↓
スクロールできます
ゲームの重さ | タイトル例 | 快適に遊べる目安 |
---|---|---|
軽量級 | レインボーシックス・シージ VALORANTなど | 120fps |
中量級 | Apex Legends フォートナイトなど | 120fps |
重量級 | サイバーパンク2077など | 60fps |
快適に遊べる目安として、Apex LegendsなどのFPSゲームならフレームレートは「120fps以上」が理想的。
ガッツリやり込んで上位ランクを狙うなら200fps前後あると狙い撃ちがしやすいです。
競技性の低いゲーム(オープンワールド系など)なら60fps以上あればOKです。
RTX 3050のゲーム性能チェック
検証は以下の環境で行いました。
計測環境
- 【CPU】Core i5-12400
- 【GPU】RTX 3050
- 【メモリ】16GB
- 【画質】最高設定
次は、実際にRTX 3050のフレームレートを以下のゲームを使用して計測します。
- 【軽量級】VALORANT
- 【中量級】Apex Legends
- 【重量級】サイバーパンク2077
【軽量級】VALORANT

e-SportsタイトルのVALORANTは、非常に軽いゲームとして有名です。
フルHDなら平均300fps以上を軽く叩き出すので、WQHDや4K解像度でも十分に遊べる性能です。
他の軽量級ゲームとしては、レインボーシックス シージなどがあります。
【中量級】Apex Legends

Apex Legendsも快適に遊べる120fps以上でプレイできます。
グラフィック設定を最高にしてこのスコアなので、もう少し設定を落とせば180fps前後で遊べます。
他の中量級ゲームとしては、フォートナイト、PUBGなどがあり、多くのゲームはこのクラスになります。
問題ないパフォーマンスと言えるでしょう。
【重量級】サイバーパンク2077


レイトレ | DLSS | フレームレート |
---|---|---|
OFF | OFF | 55 |
ON | OFF | 24 |
ON | ON 自動 | 41 |
ON | ON ウルトラ | 75 |
OFF | ON 自動 | 64 |
OFF | ON ウルトラ | 110 |
重たいゲームとして超有名なサイバーパンク2077は、レイトレーシングとDLSSに対応しています。
すべての組み合わせをチェックしたところ、フレームレートは24fps〜110fpsまで変化しました。
もちろん、グラフィックオプションは「てんこ盛り」の最高設定です。
レイトレーシングとDLSSがOFFの状態が55fpsなので、重たいゲームでも競技製の低いものなら普通に遊べる性能です。
実際のところDLSSはウルトラパフォーマンスにしても画質の劣化は感じません。
逆にレイトレーシングは効果がイマイチわからないので、基本的にはDLSSだけ使えば良いかな … という感じです。
もちろん、DLSSに対応したゲームでないと意味ありませんが、対応ゲームは増えてきているので問題ないでしょう。
ライバルのGTX 1660 SUPERはDLSSに対応していないので、重たいゲームは60fpsあたりのスコアが上限になるはずです。
【まとめ】RTX 3050はかなり遊べるグラボ

総合的にRTX 3050は思っていた以上に高性能でした。
フルHDゲーミングなら、かなり良いグラボと言えるでしょう。
10万〜15万円クラスのPCに採用されているので、購入を検討している人は迷わずゲットしてOKです。
GTX 1660 SUPERを搭載したPCの方が微妙に安いですが、DLSSの高機能ぶりを考えると、これからGTX 1660系のPCを買うのは愚かな行為 … というのが結論です。
以上、参考になれば幸いです。
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価格 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | メーカー |
---|---|---|---|---|---|
109800円 | Ryzen Z1 Extreme | ← | 16GB | 512GB | ASUS |
118085円 | RTX 4060 | Core i5-13400F | 16GB | 512GB | 日本HP |
129800円 | RTX 4060 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 1TB | マウス |
149800円 | RTX 4060Ti | Ryzen 7 5700X | 16GB | 1TB | フロンティア |
169800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F | 16GB | 500GB | ドスパラ |
169800円 | RTX 4060Ti | Ryzen 7 5700X (水冷) | 16GB | 1TB | マウス |
172980円 | RTX 4050LP | Core i7-13700H | 16GB | 1TB | ドスパラ |
179800円 | RTX 4060LP | Ryzen 7 7735HS | 16GB | 1TB | ASUS |
179800円 | RTX 4060Ti | Core i5-13400F (水冷) | 32GB | 2TB | フロンティア |
184800円 | RTX 4070 | Ryzen 7 5700X | 32GB | 1TB | フロンティア |
214980円 | RTX 4070 | Core i5-13500 | 32GB | 2TB | ツクモ |
232350円 | RTX 4070 | Core i5-13400F | 16GB | 1TB | サイコム |
239980円 | RTX 4070 | Core i7-13700F (水冷) | 32GB | 2TB | フロンティア |
267980円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F | 16GB | 500GB | ドスパラ |
269800円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700F | 32GB | 512GB+2TB | フロンティア |
284710円 | RTX 4070Ti | Core i5-13400F | 32GB | 2TB | サイコム |
289800円 | RTX 4070Ti | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | フロンティア |
309800円 | RTX 4070Ti | Core i7-14700KF (水冷) | 32GB | 1TB | フロンティア |
323950円 | RTX 4070Ti | Core i7-13700K (水冷) | 32GB | 2TB | 日本HP |
347980円 | RTX 4070Ti | Core i7-14700KF (水冷) | 32GB | 1TB | ドスパラ |