GeForce RTX 3060のゲーム性能レビュー

ミドルクラスのグラフィックボードとして人気なRTX 3060のゲーム性能をレビューします。

RTX 3060を搭載したPCの購入を検討している人は参考にしてください。

目次

スペックと特徴

スクロールできます
GPURTX 3050RTX 3060RTX 3060Ti
論理性能
FP32 TFLOPS
9.0912.7416.2
ブーストクロック1.77GHz1.77GHz1.66GHz
シェーダー数256035844864
メモリ容量8GB12GB8GB
メモリタイプGDDR6GDDR6GDDR6
メモリバス幅128bit192bit256bit
TDP130W170W200W

RTX 3060はフルHDのゲームにめっぽう強く、WQHDでも快適に遊べるグラボです。

ミドルクラスのGPUながら12GBもの大容量ビデオメモリを搭載しているがポイント。

ゲームの他に「CG作成、動画写真編集」をする人にもおすすめです。

下位モデルのRTX 3050より論理性能の上がり幅が良く、非常にバランスの良い性能。

この先も数年は続くPS5時代に「ちょうどいい」GPUです。

快適に遊べるフレームレートの目安

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安は、こちらの表を参考にしてください↓

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
VALORANTなど
200fps
中量級Apex Legends
フォートナイトなど
120fps
重量級サイバーパンク2077など60fps

快適に遊べる目安として、Apex Legendsなどの対戦ゲームならフレームレートは「120fps以上」が理想的

ガッツリやり込んで上位ランクを狙うなら200fps前後あると狙い撃ちがしやすいです。

競技性の低いゲーム(シミュレーション、アドベンチャーなど)なら60fpsあればOKです。

重量級ゲームでフレームレート60fpsが出れば、ほとんどのゲームを快適に遊べます。

RTX 3060のゲーム性能チェック

検証は以下の環境で行いました。

計測環境
  • 【CPU】Core i5-12400
  • 【GPU】RTX 3060
  • 【メモリ】16GB
  • 【画質】最高設定

次は、実際にRTX 3060のフレームレートを以下のゲームを使用して計測します。

  • 【軽量級】VALORANT
  • 【中量級】Apex Legends
  • 【重量級】サイバーパンク2077

【軽量級】VALORANT

フルHD

e-SportsタイトルのVALORANTは、非常に軽いゲームとして有名です。

フルHDなら戦闘中も280fpsを軽く叩き出し、処理の軽いシーンなら300fps以上で遊べる性能です。

4K

↑こちらは4K解像度でプレイしたスクリーンショットです。

4Kでも200fps近いフレームレートが出るので、プロゲーマーも納得の性能と言えるでしょう。

【中量級】Apex Legends

フルHD

中量級ゲームの代表タイトルであるApex Legendsは、フルHDの最高画質で165fps前後で遊べます。

画質を少し調整すれば200fpsも狙える性能です。

WQHD

↑WQHD解像度でも最高画質で100fps以上。

画質を調整すれば144fpsは出ます。

4K

↑4K解像度でも最高画質の設定で60fps以上です。

4Kでも競技製の低いアクションゲームやシミュレーションゲームで遊ぶなら十分な性能です。

【重量級】サイバーパンク2077

サイバーパンク2077は重たいゲームとして超有名です。

このゲームでフレームレート60fpsが出れば、ほとんどのゲームを快適に遊べます。

フルHD

↑フルHD最高画質で平均58fpsです。

他の重量級ゲームも60fps前後で動作するので、競技性の低いアクションゲームなら十分に遊べます。

最高画質にこだわらなければ、70〜80fpsくらいで遊べる性能です。

WQHD

↑WQHDだと37fpsで、重たいゲームは画質を調節してもかなり厳しいです。

4Kだと17fpsしか出ませんでした。

RTX 3060の場合、重たいゲームはフルHDで遊ぶのがベストでしょう。

レイトレーシングとDLSSの性能チェック

光の反射などの表現力を上げる「レイトレーシング」と、画質の劣化を最小限に抑えてフレームレートをブーストする「DLSS」をチェックします。

なお、レイトレーシングとDLSSは対応したゲームのみ使える機能で、現状ではあまり対応したゲームは多くありません。

検証には重量級ゲームの「サイバーパンク2077」を使用しました。

フルHD・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF58
ONOFF35
ONON
自動
55
ONON
ウルトラ
73
OFFON
自動
85
OFFON
ウルトラ
112
フルHD+レイトレON

結論を言うと、RTX 3060のレイトレーシングは厳しいです。

特に重たいゲームだと35fps程度なので、ゲーム中も動きはカクカクします。

シーンによりますが、レイトレーシングはイマイチ効果がわからないので、基本的にはOFFがおすすめです。

フルHD+DLSS ON(ウルトラ)

↑レイトレをOFFにして、DLSSをウルトラパフォーマンス設定にすると110fps以上で動作します。

画質の劣化もほどんど感じないので、十分な性能と言えるでしょう。

DLSSに対応したゲームは、劇的にフレームレートが上がって感動するレベルです。

WQHD・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF39
ONOFF22
ONON
自動
44
ONON
ウルトラ
55
OFFON
自動
67
OFFON
ウルトラ
90
WQHD+レイトレ ON

↑WQHDのレイトレーシングは22fps。ゲームになりません(><)

WQHD+DLSS ON(ウルトラ)

↑WQHD解像度でもレイトレーシングOFF+DLSSウルトラパフォーマンスで90fps前後で遊べます。

最高画質設定がこのスコアなので、画質を調整すれば120fpsも狙えます。

DLSSは最高です!

4K・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF17
ONOFF10
ONON
自動
29
ONON
ウルトラ
34
OFFON
自動
43
OFFON
ウルトラ
52
4K+レイトレON

↑4KでレイトレーシングをONにすると、ビデオメモリを11GBも消費します。

RTX 3060のビデオメモリ12GBをほぼ使い切れるのですが、フレームレートが10fps程度になってしまうので快適とは言えません。

4K+DLSS ON(ウルトラ)

↑DLSSに対応したゲームだと50fps以上で動作します。

画質を少し調整すれば60fpsは維持できる性能なので、十分と言えるでしょう。

RTX 3060のゲーム性能まとめ

まとめると、こんな感じです。

  • フルHDならどんなゲームもOK
  • WQHDは中量級までOK
  • 4Kは画質の調整が必要
  • レイトレーシングは厳しい
  • ビデオメモリ12GBはメリットが少ない

「レイトレーシング」と「DLSS」は、対応したゲームでないと使えない機能ですが、対応ゲームは増えてきているので効果は期待できます。

特にフレームレートをブーストする「DLSS」は効果絶大で、かなり快適なゲームプレイが可能。

気になった点として、RTX 3060の特徴である大容量の12GBビデオメモリは使えるシーンが少ないかな … という印象です。

趣味レベルのクリエイティブ作業なら便利ですが、プロレベルの映像作業だったらもっとパワーのあるGPU+CPUの方が時間効率が良いでしょう。

総合的にRTX 3060はミドルクラスのGPUとして十分な性能です。

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