GeForce RTX 3070TiのレイトレーシングとDLSSのテスト
GeForce RTX 3070Tiを使用して、レイトレーシングとDLSSを組み合わせてテストしてみました。
- 【ゲーム】サイバーパンク2077
- 【解像度】フルHD
- 【画質】最高設定
- 【CPU】Core i7-12700KF
- 【GPU】RTX 3070Ti
サイバーパンク2077は「激重」と呼ばれている重量級ゲームです。
このゲームでフレームレート60fps以上を出せるPCは、かなりの性能と言えます。
詳しくチェエクしてみましょう!
快適にゲームを遊べる目安とは?
快適に遊べる目安として、Apex LegendsなどのFPSゲームならフレームレートは「120fps以上」が理想的。
ガッツリやり込んで上位ランクを狙うなら200fps前後あると狙い撃ちがしやすいです。
競技性の低いゲーム(オープンワールド系など)なら60fps以上あればOKです。
RTX 3070Tiはパワーモリモリで、多くのゲームを120fps〜240fps以上で遊べます。
ただし、重たい処理のゲームは、RTX 3070Tiのパワーを持ってしても厳しいことがあります。
そこで、最も重たいゲームとして有名なサイバーパンク2077を使用してテストしてみました。
レイトレーシング「ON 」「 OFF」の比較
最初にレイトレーシングの効果をチェックしてください↓
一見すると分かりにくいかも … ですが、車の塗装と助手席の窓の反射に違いがあります。
次は、以下の4つのパターンでチェックします。
- レイトレ:OFF|DLSS OFF
- レイトレ:OFF|DLSS ON
- レイトレ:ON|DLSS OFF
- レイトレ:ON|DLSS ON
レイトレ:OFF|DLSS OFF
もっとも標準の状態ですが、普通に綺麗な映像です。
フレームレートも100fps以上出ているので、快適に遊べます。
レイトレ:OFF|DLSS ON
DLSSをONにするとフレームレートが上がります。
画質は劣化するはずですが、ぱっと見わからないと思います。
レイトレ:ON|DLSS OFF
レイトレーシングをONにするとフレームレートが半分に下がります。
シーンによってはレイトレON/OFFの違いがまったくわからないと思います。
実際には「車の助手席の窓とボンネットの反射」が少し違います。
レイトレ:ON|DLSS ON
レイトレーシングとDLSSをONにすると、フレームレートは80fpsくらいになります。
こちらもDLSSを使っているので画質が落ちているハズですが、ぱっと見わかりません。
まとめ
最後にまとめの画像です。
レイトレ | DLSS | フレームレート |
---|---|---|
OFF | OFF | 103 |
OFF | ON | 116 |
ON | OFF | 50 |
ON | ON | 79 |
結論としてはDLSSはかなり優秀で、ほとんど画質の劣化を感じません。
また、レイトレーシングはフレームレートが激しく落ちるだけでなく、効果が良くわからないことが多いです。
基本的には【レイトレ:OFF】【DLSS:ON】の組み合わせで遊ぶのがベストかなと。
DLSSは単純にフレームレートを大きくブーストできるので、対応したゲームなら常時ONにすることをおすすめします。