GeForce RTX 3080のゲーム性能レビュー

ハイエンドグラフィックボードとして人気なRTX 3080のゲーム性能をレビューします。

RTX 3080を搭載したPCの購入を検討している人は参考にしてください。

目次

スペックと特徴

スクロールできます
GPU論理性能
FP32 TFLOPS
TDP
熱設計電力
PCの価格
8月調査
RTX 3090Ti40450W61万〜
RTX 309035.58350W46万〜
RTX 3080Ti34.1350W34万〜
RTX 3080 12GB30.6350W25万〜
RTX 3080 10GB29.77320W25万〜
RTX 3070Ti21.75290W22万〜
RTX 307020.31220W18万〜

より詳細な比較は関連記事も参考にしてください。

RTX 3080はウルトラハイスペックPCにふさわしいグラボで、フルHD〜4Kまで苦手な解像度がありません。

下位モデルのRTX 3070Tiより論理性能の上がり幅が良く、消費電力も大きく変わらないのがポイント。

RTX 3080にはビデオメモリ12GBモデルもありますが、消費電力が高いわりに論理性能の伸びが悪い点には注意。

RTX 3080Ti以上になると性能は良いものの、PCの価格が30万を超えるのでコスパが悪いです。

「性能」「消費電力」「価格」3つのバランスが最も優れたGPUが「RTX 3080 10GB」です。

快適に遊べるフレームレートの目安

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安は、こちらの表を参考にしてください↓

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
VALORANTなど
200fps
中量級Apex Legends
フォートナイトなど
120fps
重量級サイバーパンク2077など60fps

快適に遊べる目安として、Apex Legendsなどの対戦ゲームならフレームレートは「120fps以上」が理想的

ガッツリやり込んで上位ランクを狙うなら200fps前後あると狙い撃ちがしやすいです。

競技性の低いゲーム(シミュレーション、アドベンチャーなど)なら60fpsあればOKです。

重量級ゲームでフレームレート60fpsが出れば、ほとんどのゲームを快適に遊べます。

RTX 3080のゲーム性能チェック

検証は以下の環境で行いました。

計測環境
  • 【CPU】Core i9-12900KF
  • 【GPU】RTX 3080 10GB
  • 【メモリ】32GB
  • 【画質】最高設定

次は、実際にRTX 3080のフレームレートを以下のゲームを使用して計測します。

  • 【軽量級】VALORANT
  • 【中量級】Apex Legends
  • 【重量級】サイバーパンク2077

【軽量級】VALORANT

フルHD

e-SportsタイトルのVALORANTは、非常に軽いゲームとして有名です。

フルHDだと戦闘中も400fpsを軽く叩き出せる性能ですが、もっと下位のグラボでも十分だと思います。

4K

↑こちらは4K解像度でプレイしたスクリーンショットです。

4Kでもシーンによっては390fps近いフレームレートが出る強烈なスペック。

悪く言うと、RTX 3080はVALORANTやレインボシックスシージのような軽いゲームにはオーバースペックなグラボです。

【中量級】Apex Legends

フルHD

中量級ゲームの代表タイトルであるApex Legendsは、フルHDの最高画質で240fpsに張り付いて遊べます。

画質を少し調整すれば300fpsも狙える性能です。

ヘビーFPSゲーマーにとって最高のグラボと言えるでしょう。

WQHD

↑WQHD解像度でも最高画質で200前後。

WQHD/165Hzゲーミングモニターの性能を100%使い切れます。

4K

↑4K解像度でも最高画質の設定で130fps前後です。

4K/144Hzなゲーミングモニターと最高の相性と言えるでしょう。

多くのゲームは中量級までの重さです。

RTX 3080があれば 、ほとんどのゲームを快適に遊べることになります。

【重量級】サイバーパンク2077

サイバーパンク2077は重たいゲームとして超有名です。

このゲームでフレームレート60fpsが出れば、あらゆるゲームを快適に遊べます。

フルHD

↑フルHD最高画質で平均118fpsです。

他の重量級ゲームも120fps前後で動作するので、あらゆるゲームを快適に遊べます。

最高画質にこだわらなければ、160fps前後も狙えます。

WQHD

↑WQHDだと80fpsです。競技性の低いゲームなら十分でしょう。

4K

↑4KだとRTX 3080の性能をもってしても40fps前後です。

最高画質にこだわらなければ60fpsを狙えます。

レイトレーシングとDLSSの性能チェック

光の反射などの表現力を上げる「レイトレーシング」と、画質の劣化を最小限に抑えてフレームレートをブーストする「DLSS」をチェックします。

なお、レイトレーシングとDLSSは対応したゲームのみ使える機能で、現状ではあまり対応したゲームは多くありません。

検証には重量級ゲームの「サイバーパンク2077」を使用しました。

フルHD・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF118
ONOFF60
ONON
自動
95
ONON
ウルトラ
110
OFFON
自動
132
OFFON
ウルトラ
156
フルHD+レイトレON

レイトレーシングONでギリギリ快適に遊べる60fpsが出ます。

重たいゲームは設定でレイトレーシングの強度を下げたり、画質を調整すれば80fps以上を狙える性能です。

中量級のゲームだと最高画質でも80〜100fpsが出るので、レイトレーシングを「まとも」に使えるグラボと言えます。

シーンによりますが、レイトレーシングはイマイチ効果がわからないことが多いので、基本的にはOFFがおすすめです。

フルHD+DLSS ON(ウルトラ)

↑レイトレをOFFにして、DLSSをウルトラパフォーマンス設定にすると、重量級ゲームでも150fps以上で動作します。

画質の劣化もほどんど感じないので、十分な性能と言えるでしょう。

DLSSに対応したゲームは、劇的にフレームレートが上がって感動するレベルです。

WQHD・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF79
ONOFF38
ONON
自動
76
ONON
ウルトラ
110
OFFON
自動
106
OFFON
ウルトラ
152
WQHD+レイトレ ON

↑WQHDのレイトレーシングは38fps。カクカクしてゲームになりません(><)

ゲームやシーンによりますが、レイトレーシングの効果はあまり体感できないので使わなくて良いと思います。

WQHD+DLSS ON(ウルトラ)

↑WQHD解像度でもレイトレーシングOFF+DLSSウルトラパフォーマンスで150fpsを記録しました。

何度計測してもフルHDのDLSSウルトラ設定とほぼ同じスコアだったので、高い解像度でもフレームレートの減少は少なめ。

最高画質設定がこのスコアなので、画質を調整すればWQHD/165Hzモニターの性能を完全に使い切れます。

DLSSは最高です!

4K・最高画質

レイトレDLSSフレームレート
OFFOFF39
ONOFF18
ONON
自動
52
ONON
ウルトラ
77
OFFON
自動
67
OFFON
ウルトラ
103
4K+レイトレON

↑4KでレイトレーシングをONにすると、ビデオメモリは9.57GBも消費し、RTX 3080 10GBのメモリをほぼ使い切れます。

ただし、フレームレートが18fps程度になってしまうので快適とは言えません。

4K+DLSS ON(ウルトラ)

↑DLSSに対応したゲームだと約100fpsで動作します。

最高画質にこだわりがなければ、4K/144Hzモニターを使い切れる性能。

DLSSは最高に素晴らしい機能です。

RTX 3080のゲーム性能まとめ

まとめると、こんな感じです。

  • フルHDとWQHDであらゆるゲームを快適に遊べる
  • 4Kは重たいゲームだと画質の調整が必要
  • DLSSに対応したゲームならあらゆる解像度で超快適
  • 「重たいゲーム+WQHD/4K」のレイトレーシングは厳しい

「レイトレーシング」と「DLSS」は、対応したゲームでないと使えない機能ですが、対応ゲームは増えてきているので効果は期待できます。

特にフレームレートをブーストする「DLSS」は効果絶大で、かなり快適なゲームプレイが可能です。

組み合わせるCPUによって若干パフォーマンスは変わりますが、最高のゲーム環境が欲しい人にとってベストなグラボと言えるでしょう。

この性能であれば新世代のグラボが発売されても数年に渡って最新ゲームを遊び尽くせます。

価格も下がり気味なので狙い目です。

>>RTX 3080搭載PCのリストを見る

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