▼WordPressをインストールした直後は、デザイン・機能ともに非常にシンプルです。
もちろんこのまま使い続けても良いのですが、せっかく作ったサイトなので、自分好みにデザインを変更したくなりますよね。
デザインは「テーマ」を差し替えることで変えられます。
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テーマは30記事以内に決めよう!
テーマとは「デザイン+追加機能パッケージ」のことで、デザインの変更だけでなく、WordPressをより使いやすく高機能にしてくれる物です。
やっかいなことに、このテーマというのはガチガチに作り込まれているので、あとから別の製品へ乗り換えるのはかなり難しいと覚えておいてください。
記事数が増えると同時に、画面のレイアウト等のデザインを少しずつ自分好みにカスタムし出しますが、テーマの変更はカスタムする前の方が修正作業が少なくて良いです。
目安として30記事以内にテーマを決めることをおすすめします。
しばらく運用しているうちに他のテーマが気になったりします。
しかし、上記の理由で最初に決めたテーマと心中するつもりで製品を選びましょう。
無料・有料どちらがいい?
テーマは無料・有料ともに星の数ほど製品があります。
有料のものはデザインが凝っていて、さらにWordPressの機能を拡張し、SEOと呼ばれるGoogleの検索結果で上位に表示されやすくする等の仕掛けが組み込まれています。
無料のものがダメかというと、そうでもありません。
プラグインという機能拡張モジュールを足していくことで、有料テーマと同等に使えます。
しかし、プラグインを多く入れすぎると、動作がおかしくなります。
このような事情を考えると、初心者は最初からある程度の機能を拡張してある有料テーマを選んでおくのが無難です。
ケチって出費を少しでも抑えたい気持ちはわかりますが、テーマは後から差し替えるのが難しいです。
収益化できてしまえばすぐに回収できるので、有料テーマを選びましょう。
イケてるテーマ
何を選んでいいのか分からないと思いますので、まずはサンプルを紹介しましょう。
私はこのブログで「THE THOR(ザ・トール)」という有料テーマを使用しています。
別のサイトでは「SANGO」という有料テーマと、「Cocoon」という無料テーマも使用中。
THE THORのデザインについては、リンク先の販売ページかこのブログを数ページ巡回してみてください。
SANGOとCocoonについては、それぞれの販売元にサンプルページがあります。
▼簡単ですが、3製品を評価するとこんな感じです。
◎:大変良い ○:良い △:普通
THE THOR | SANGO | Cocoon | |
価格 | 16,280円 | 11,000円 | 無料 |
対象 | 初心者〜上級者 | 中級者以上 | 初心者〜上級者 |
デザイン | ○ | ◎ | △ |
SEO対策 | ○ | ○ | ○ |
使いやすさ | ◎ | △ | △ |
機能 | ◎ | ○ | △ |
拡張性 | ◎ | ◎ | ◎ |
SANGOはオプションのRORIPUという拡張パッケージ(3,980円)を使わないと、使いにくかったです。
上の表を言葉で言い換えると次のようになります。
- デザインは「SANGO」が自分の好み
- 機能と使いやすさは「THE THOR」が良い
- 機能に若干の差はあるけど、どれも拡張性は高いので、汎用のプラグインを使えばどうにかなる
この評価は自分が実際に使ったただの感想です。
何かを使って性能を測定したわけではありません(測定する方法が存在しません)。
テーマの評価にだまされるな!
WordPressの有料テーマを比較しているサイトを見ると、必ず比較項目に「SEO対策」というのがあります。
確かに超重要な項目なのですが、どの製品が一番SEOに強いかは誰もわかりません。
理由は「正確な測定方法」が存在しないので、私も含めて感覚的な評価しかできないのです。
はっきり言ってしまえば、どの製品もSEOに関してはチューニングされているので、気にしなくてOK。
機能の内容に差があったりしますが、汎用のプラグインを使えばどうにでもなります(どうにもならない時もありますが^^)。
つまり、結論はどんな製品を選んでもOKなのです。
迷った場合は、総合的に性能の高いTHE THORをオススメしておきます。
テーマの選びかたと調べ方
テーマ選定のポイントは、自分がイメージするサイトのデザインに一番近い製品を選ぶと良いでしょう。
つまり、あまりこだわらずに「直感」で良いです。
よそ様のブログを見ていると、「おぅ!このサイトのデザインいいな!」という出会いがあるはずです。
早速そのサイトが使っているテーマが何なのか調べてみましょう。
ブラウザーにChromeを使用していることを前提に書きますが、他のブラウザーでも大体同じです。
▼気になったサイトの余白を右クリックして「ページのソースを表示」を選択。
・次のソース画面が出てきたら「CTRL」+「F」(Macの場合は「コマンド」+「F」)で検索ウィンドウを出す。
・検索ウィンドウ内で「wp-content/theme」と入力する
▼検索キーがハイライトされますが、その少し後ろにある文字列が、そのサイトで使用しているテーマ名です。
上記の調べかたは、WordPressを使用しているサイトで有効です。
また、サイトによってはテーマ名が見えないようにカスタムしている場合もありますが、大体このやり方でわかります。
テーマ名を拾えたら、その製品を調べてみましょう!
本質を見失うな!
最後に肝心なことです。
ブログはデザインよりもコンテンツ(文章)の方が重要ということをお忘れなく!
以上、テーマ選びの参考になれば幸いです。