サイコム VELOX2 RTX3060Tiの解説

サイコムの「G-Master VELOX 2」を購入したので詳しく解説します。

新製品のVELOX 2が気になる人や、どのようにカスタムすれば良いのか迷っている人は参考にしてください。

目次

Sycom G-Master VELOX 2の特徴

サイコムは「スタンダード型」「派手型」「静音型」「小型」など、多様なモデルを販売しています。

新製品のVELOX 2は、洗練されたデザイン、高い機能性とメンテナンス性など、サイコムのラインナップの中では一番の注目マシンです。

また、注文時のカスタムメニューが豊富で、ほぼ「自作代行」と言えるほど柔軟にチューニングできるのもポイント。

実際に使って感じた「良い点」と「残念な点」がこちらです。

ここが良い!
  • めちゃくちゃ静音!
  • 納得の組み立て品質
  • メンテナンス性が高い
  • シンプルで飽きのこないデザイン
  • 不要なパーツを外して安くできる
ここが残念!
  • 納期がちょっと遅め
  • 2台目のNVMe SSDを注文できない

納期が10日ほどかかった点と、注文時のカスタムでNVMe SSDを増設できない点だけ気になりました。

それ以外は大きなデメリットの無いほぼパーフェクトな製品です。

これから詳しく解説するので、気になる人は参考にしてください。

サイコム公式動画

CPUにCore i5-13400FとGPUにRTX 3060を搭載した標準モデルの紹介動画です。

パーツ構成とテスト項目

この記事でチェックする構成はこちらです。

パーツ名型番
CPUCore i5-13400F
CPUファンNoctua NH-U12S redux
マザーボードASRock B660 Pro RS
メモリ16GB
DDR 4
SSD
標準構成からカスタム
1TB
Crucial P5 Plus CT500P5PSSD8
ビデオカード
標準構成からカスタム
GeForce RTX 3060Ti
MSI VENTUS 2X 8G
電源650W
80PLUS GOLD
OS
標準構成からカスタム
Windows 11 Home
価格205,460円

標準構成(Core i5-13400F+RTX 3060+Windows 10)からビデオカードとストレージをアップグレードし、OSをWindows 11にしています。

チェック項目

以下の項目をチェック、比較しました。

  • 納期について
  • 開封チェック
  • CPU性能
  • グラフィック性能
  • ストレージ性能
  • ゲーム性能
  • クリエイティブ性能
  • システム消費電力
  • ゲーム時の動作音(ファン音)

納期について

サイコムは完全受注生産なので、注文〜発送までそこそこの時間がかかります。

時期や機種、カスタム構成によって前後すると思われますが、参考にしてください。

私の場合はこんな感じでした↓

  • 2023年1月23日 15:58 注文&支払
  • 2023年2月1日 17:34 出荷完了
  • 2023年2月2日 11:26 受け取り

注文完了後のメールには「11営業日以内(約2週間)に出荷を約束」と記載あり。

実際は早めに出荷されて、注文から10日後に受け取りました。

遅すぎる印象はなく、組み上げの精度を見ても妥当だと思います。

ただし、初めてPCを買う人にとっては、待ち遠しくて夜も眠れない日々を過ごすので注意。

職人さんがせっせと組み上げているので、気長に待つと良いでしょう。

開封チェック

160サイズの巨大ボックスで届きました。

箱を開けると中にも巨大な箱が入ってます。

PCケースの箱の中に組み上げられた本体が入ってます。

電源ユニットの付属品、未使用のパーツと説明書類が入ったアクセサリー箱。

電源ユニットの未使用ケーブルとアクセサリー箱の中身。

自分でカスタムする時に必要になるパーツも入ってます。

他のBTOショップだと、未使用のパーツやマザーボードの説明書などは付属しません。

非常にありがたいです。

NVMe SSDを固定するミリネジなど、1つ1つビニール袋に入れてありました。

職人さんの愛を感じます。

ケース

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ケースはFractal Designの「Pop Silent」で、色は白と黒から選択可能。

初めて白いPCを買ってみましたが、どんなインテリアにも合う色だと思います。

手触りはサラサラしていて極上の指すべり。安っぽさは微塵みじんもありません。

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天面はフラットで、よく使うインターフェイスを配置。

  • 電源ボタン
  • ヘッドホン出力
  • マイク入力
  • USB 3.2 Gen 1 Type-A x 2(5Gbps)
  • USB Type-C x 1(5Gbps)

個人的に、Type-Cが天面にあるのは高ポイントです。

正面の下段にはマグネット式のフタが付いていて、開けると小物入れがあります。

USBメモリなどを保管するのに丁度良いサイズ。

小物入れではなく、Blue-Rayドライブとかで使える5.25インチの外部ドライブベイ x 2段としても使えます。

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左側面はガラスパネルになっています。

右側面の前方にあるメッシュ部分が吸気口になっています。

サイドパネルを開けるネジは指で回せます。

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右側のサイドパネル裏には吸音シートが貼り付けられてます。

パネルの固定ネジは脱落防止の仕組みあり。

サイドパネルの密着度が非常に高く、ファン音はほとんど外に漏れません。

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ケースは裏配線に対応していて、マザーボード側の見た目はすごくスッキリしています。

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配線作業は非常に美しいです。

ドスパラさんのPCと比較してみましたが、近くで見ると仕事がちょっと雑(失礼)です。

PCの性能には影響しない部分ですけど、サイコムの職人技が光ってます。

ドライブベイは2.5インチ x 2、3.5インチ x 2を装備。

電源はいろいろパーツを入れ替える予定があるので、850Wにカスタムしました。

RTX 3060Tiモデルなら標準の650Wで十分です。

他に750Wと1000Wも選べますが、ケーブルはモジュラー式なので、余計な配線がなくスッキリしています。

RTX 3060Ti

内部は広く、前部ファンまでの幅は約36cm。

RTX 4080みたいな巨大なグラボでも余裕で格納可能(RTX 4090だとギリギリかも)

MSI VENTUS 2X 8G

グラボのRTX 3060Tiは2種類から選べます。(2023年1月時点)

  • MSI VENTUS 2X 8G OCV1 LHR(写真)
  • ASUS DUAL-RTX3060TI-O8GD6X-WHITE(白ボディー)

デュアルファン仕様なので冷却効率が良く、低負荷時にファンは回転しません。

ゲームプレイ時も動作音は極めて静かです。

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カスタム例

マザーボードは光ります。

マザーボードメーカーに合わせたツールを使えば、サイクル発光などのエフェクトも指定可能です。

(写真のはASRock製マザーなのでPolychrome RGBを使用)

アドレサブルRGBに対応したパーツ(グラボ、ファン、メモリなど)を使えば、オシャレ/ド派手なPCにすることも可能。

注文時のカスタムでLED発光テープもオーダーできます。

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「天面の裏」と「前面パネルの裏」にも吸音シートが貼り付けられてます。

底面には取り外し可能なダストフィルターを搭載。

ほこりの侵入を完全シャットアウトし、ケース内部は無菌室のような高い清潔度を保ちます。

CPUファン

CPUファンはNoctua製のサイドフロー型。

最高級なブランドで、めっちゃくちゃ静かです。

※この記事の後半で動作音の測定をしています。

マザーボード

マザーボードはB660チップセットのASRock B660 Pro RSです。

注文時のカスタムでハイエンドなZ790チップセットのマザーボードも選択できますが、ほとんどの人はB660で十分だと思います。

2.5Gbpsな高速有線LANが使える人や、CPUをオーバークロックしたい人はZ790マザーボードにすると良いでしょう。

NVMe SSDを装着できるM.2スロットは3つあります。

  • 標準搭載(NVMe Gen 4×4/超高速)
  • NVMe Gen 3×2/SATA(中速/低速)
  • NVMe Gen 4×4(超高速)

注文時にカスタムできる2台目のストレージは②と③に挿すNVMe SSDではなく、2.5インチの低速SSDかハードディスクなので注意。

2台目のNVMe SSDを増設したい場合、自分でパーツを買ってきて取り付ける必要があります。※難易度は低いです

自分でカスタムするのが不安な人は、注文時に①の標準SSDを1TB以上の大盛りに変更すると良いでしょう。

背面のインターフェイスはマザーボードによって変わります。

ASRock B660 Pro RSの場合は以下のとおり。

  • PS/2
  • USB 2.0 Type-A x 2
  • BIOS Flashボタン
  • HDMI
  • DisplayPort
  • USB 3.2 Gen 1 Type-A x 4(5Gbs)
  • 1Gbps 有線LAN
  • オーディオインターフェイス

HDMIとDisplayPortは搭載するCPUによって使えません。

USB Type-Cは背面にありませんが、ケース天面にある方が使いやすいです。

CPU性能

Passmarkによる性能比較
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主要CPU性能の比較グラフです。

Core i5-13400は上位のCore i7シリーズと同じくEコア(高効率コア)が追加。ハイブリッド式にパワーアップしました。

ミドルクラス最新のCPUで、2世代前のハイエンドCore i9-11900K/KFよりも高性能なのがポイントです。

ゲームと普段使いが中心であれば、ほとんどの人はCore i5-13400で十分だと思います。

ここではCore i5-13400が全体でどのくらいの順位なのかを、ふ〜んと眺めてください。

※ゲームだとGPUばかり仕事して、CPUはわりとヒマしてます。

より詳しいCPUの性能については関連記事をチェックしてください。

グラフィック性能

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RTX 3060Tiはミドルクラス上位のGPUで、フルHD/WQHD解像度のゲームに強いです。

下位のRTX 3060より性能の上がり幅が良く、上位のRTX 3070とそれほど性能差が無いのがポイント。

実際に使ってみるとかなりパワフルで、PS5などのゲーム機よりも高いパフォーマンスで遊べます。

特に「レイトレーシング」と「DLSS」の能力が素晴らしく、実際のゲームプレイではライバルのRadeon RX 6700XTより圧倒的に優れたゲーム体験が可能

4K解像度でゲームをしたい!っていう人以外なら十分すぎる性能です。

より詳しい解説は関連記事をチェックしてください。

ストレージ性能

標準搭載のSSDはGen 4×4対応の爆速タイプです。

Crucial P5 Plus CT500P5PSSD8 500GB

PCIe Gen 4×4の性能をほぼ使い切った素晴らしいスコアです。

ストレージ速度の目安
NVMe Gen 4×4 SSD(M.2)
3,500〜7,000
NVMe Gen 3×4 SSD(M.2)
〜3,500
NVMe Gen 3×2 SSD(M.2)
〜1,700
SATA3 SSD(M.2/2.5インチ)
〜550
HDD(3.5/2.5インチ)
〜200

OSやゲームの立ち上がりは爆速。あらゆる動作がサックサクで非常に快適です。

この起動ドライブは注文時のカスタムで1TB、2TB、4TBに交換可能。

ゲームをたっぷりインストールしたい人は増量するのがおすすめです。

ゲーム性能

以下のゲームをテストしました。

  • 【軽量級】VALORANT
  • 【軽量級】レインボーシックス・シージ
  • 【中量級】Apex Legends
  • 【重量級】Forza Horizon 5
  • 【重量級】アサシンクリードヴァルハラ
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】ウィッチャー3ワイルドハント
  • 【重量級】Marvel’s Spider-Man Remastered

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安は、こちらの表を参考にしてください↓

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2
フォートナイト(DX11)など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級アサシンクリード ヴァルハラ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのがおすすめ。

【軽量級】VALORANT

設定
  • 【画質】デフォルト

屋外射撃場で銃を乱射しながら移動した時の平均フレームレート

フルHD
424
WQHD
374
4K
225

十分すぎる性能 … って言うか、RTX 3060Tiは軽いゲームだとオーバースペックなGPUです。

このゲームだけを楽しむなら、もっと下位のグラボで十分だと思います。

【軽量級】レインボーシックス シージ

設定
  • 【画質】最高

ゲーム内のベンチマークモードで計測

フルHD
335
WQHD
301
4K
167

十分すぎる性能!ヌルヌル動きます。

プロゲーマーも納得のパフォーマンスです。

【中量級】Apex Legends

設定
  • 【画質】デフォルト(テクスチャ極など、ほぼ最高設定)

射撃場の固定ルートを30秒間走りまくった平均フレームレートを計測

フルHD
191
WQHD
145
4K
88

中量級ゲームの代表であるApex Legendsは、フルHDだと200fpsに近い数字がでます。

画質を調節すれば240fpsも狙えるので、フルHD/240Hzモニターと相性が良いです。

その他の中量級ゲームとしては、次のようなものがあります。

  • オーバーウォッチ2
  • PUBG
  • フォートナイト(DX11モード)
    ∟ DX12モードは重量級

競技性の高いFPSゲームをコスパ良く楽しみたい人に最適です。

【重量級】Forza Horizon 5

設定
  • 【画質】エクストリーム
  • 【DLSS】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

レイトレーシングとDLSSに対応したオープンワールドレースゲームです。

画質【高】と【エクストリーム】でチェックしました。

タブを切り替えて結果を見てください↓

フルHD
130
WQHD
120
4K
100

画質プリセットを「高」にすると、レイトレーシングの品質は【中】になります。

特に画質が落ちている感じはしないので、パフォーマンス重視ならこの設定がおすすめ。

4Kまで快適に遊べます。

ヌルヌル動いてすっごくキモチ良いです。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】RTウルトラ
  • 【DLSS】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

こちらもレイトレーシングとDLSSに対応した有名な激重ゲームです。

レイトレーシングOFFの「ウルトラ画質」と、ONの「RTウルトラ画質」をチェックしました。

フルHD
95
WQHD
74
4K
45

フルHDとWQHDなら十分なフレームレートです。

個人的にこのゲームはレイトレーシングの効果がイマイチ分かりにくいと思います。

レイトレーシングを使わなくても十分キレイなので、RTX 3060Tiならこの設定がおすすめ。

【重量級】アサシンクリード・ヴァルハラ

設定
  • 【画質】最高

ゲーム内のベンチマークモードで計測

このゲームはレイトレーシングとDLSSに対応していません。(AMD FSRには対応)

レイトレ/DLSSに対応していない超重いゲームは、大体このくらいで遊べるという目安にしてください。

画質プリセット【高】と【最高】で計測しました。

フルHD
115
WQHD
84
4K
50

フルHD/WQHDで快適に遊べるフレームレートです。

画質は「高」でも十分キレイです。この設定がおすすめ。

実際のゲームプレイでは+10fpsほど上昇します。

【重量級】Marvel’s Spider-Man Remastered

設定
  • 【画質】非常に高い
  • 【DLSS】ON(フレーム生成)

固定ルートを30秒間飛び回った平均フレームレートを計測

このゲームもレイトレーシングとDLSSに対応した重めのタイトルです。

画質「非常に高い」で、レイトレーシングON/OFFを計測しました。

フルHD
121
WQHD
111
4K
86

4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

このゲームはレイトレーシングの効果が良くわかるので、なるべくレイトレONで遊んでください。

クリエイティブ性能

動画編集と写真編集の能力をチェックしました。

Premiere Pro

4Kで撮影した10分間の動画を編集して、フルHDと4Kにエンコードした時の処理時間です。

4K→4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Core i7-12700+RTX 3070
5分03秒
Core i5-13400F+RTX 3060Ti
5分15秒
Core i5-12400F+RTX 3060
6分16秒
4K→フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Core i7-12700+RTX 3070
3分42秒
Core i5-13400F+RTX 3060Ti
4分2秒
Core i7-12400F+RTX 3060
5分30秒

4KだとCore i7+RTX 3070の構成にかなり近いスピードで処理できます。

4K/フルHD共に10分の実時間より早くエンコードできるので、かなり快適です。

RAW現像

Lightroom Classicを使って有効画素数2010万(SONY RX10M4)のRAWデータ100枚を現像しました。

RAW現像 100枚
Core i5-12400F+RTX 3060 12GB
28.44秒
Core i7-12700+RTX 3070 8GB
37.61秒
Core i5-13400F+RTX 3060Ti 8GB
41.27秒

なんと!

RAW現像は12GBものビデオメモリを持つRTX 3060が最速でした。

※10回くらい計測し直しました。間違いなくRTX 3060の方が速いです。

とはいえ、5枚程度の現像ならまばたきしている間に終わるので、実用上は大きな問題ではないと思います。

書き出し条件はこちらです↓

画像形式JPEG
画質100%
解像度350px/インチ

動作音と消費電力

動作音と消費電力を測定しました。

状態騒音値消費電力
アイドル時35db
日常生活音
50W
動画視聴時35db
日常生活音
55〜70W
ゲーム時36.2db
日常生活音
300〜330W

本当は動画にして動作音を聞いてもらいたかったのですが、音を拾えないほど静かなのでヤメました。

騒音計を一番音を拾いやすい場所に置いても、36.2db(日常生活音)程度。

ゲーム中でもアイドル時からほとんど変わらず、めちゃめちゃ静かです。

ゲーム中のシステム全体の消費電力については、2台目のストレージを追加した状態で約330W位です。

このクラスのPCなら妥当だと思います。

騒音値の目安
21〜35dbささやき声
36〜40db日常生活の音
41〜45db扇風機の「弱」
46〜50db扇風機の「中」
51〜55db扇風機の「強」
うるさく感じる
56db以上かなりうるさい
不快な音

VELOX 2のおすすめカスタマイズ

注文時に迷いそうなポイントをまとめました。

マザーボード

多くの人は標準のASRock B660 Pro RSで問題ないと思います。

以下の表から使いたい機能があれば、Z790モデルを選ぶと良いでしょう。

MSI Pro
Z790A WiFi
ASRock
B660 Pro
チップセットZ790B660
オーバークロック
対応CPUが必要
X
Gen 4×4 SSD
(超高速)
3台2台
Gen 3×2 SSD
(中速)
X1台
有線LAN2.5Gbps1Gbps
Wi-Fi内蔵オプション
Bluetooth内蔵オプション
USB Type-A
背面
76
USB Type-C
背面
2X

上位のチップセットにしても、PCのパフォーマンスは基本的に変わりません。

価格差は23,000円ほどなので、迷ったら標準モデルをおすすめします。

メモリ容量

アサシンクリードヴァルハラ
WQHD/最高画質
10.74GB/16GB使用

基本的にゲームと普段使いが中心なら標準の16GBで十分です。

ゲーミングPCはPS5などのゲーム機と違ってメインメモリの他に、グラフィックボードにもメモリを搭載しています。

32GBにしても、ゲームだけだとほとんど使われません。

ただし、PhotoshopやPremiere Proといった大型のクリエイティブアプリを使う人は32GBがおすすめ。

空きメモリスロットが2本あるので必要性を感じたら増設すれば良いと思います。

NVMe SSDの追加

注文時のカスタムでは2台目のNVMe SSDを増設できないので、自分でSSDを買ってきて取り付ける必要があります。

難易度はかなり低く、PS5で使えるSSDを買えばOK。

VELOX 2に付属するミリネジを使ってマザーボードに固定します。

あとはWindowsからフォーマットをかければOK。(詳しくはググってくださいね)

私が使ってるNVMe SSD 2TBはこちら

OS|Windows 11と10どっち?

サイコムではデフォルトのOSがWindows 10になっています。

Windows 10の方がゲームパフォーマンスが微妙に良いので、ヘビーゲーマーの中では人気があります。

ただし、ホント微妙な差なので、個人的にはWindows 11がおすすめ。(少し安くなります)

セキュリティーの観点からも旧世代のOSは使わない方が良いです。

また、自分でWindowsをインストールできる人は「OSなし」にすると25,000円ほど安くなります。

過去に自作PCを組んだ事がある人などで、Windowsのライセンスが余っていれば迷わず「OSなし」にしましょう。

【まとめ】G-Master VELOX 2はこんな人におすすめ

サイコムG-Master VELOX 2は斬新なデザイン高いメンテナンス性予算に合わせた高いカスタム性が特徴のゲーミングPCです。

本製品は以下のような人におすすめです。

  • カスタムが好きな人
  • 自分好みのスペックにしたい人
  • 見た目がおしゃれなPCが欲しい人
  • 高品質で所有感の高いPCが欲しい人

サイコムはサポートも強力なので「はじめてのゲーミングPC」としてもおすすめです。

気になる人は、公式サイトもチェックしてください。

おすすめゲーミングPC 早見表

更新:2023年3月20日

スマホはスクロールできます→

価格GPUCPUメモリストレージメーカー
112800円RTX 3050Core i5-12400F16GB512GBフロンティア
135800円RTX 3060Core i5-12400F16GB512GBフロンティア
149800円RTX 3060TiCore i5-1240016GB500GBPC工房
150660円RTX 3060Core i7-12700F16GB1TBHP OMEN
158800円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB512GBフロンティア
162800円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB512GBフロンティア
189800円
セットモデル
RTX 3060Core i5-12400F16GB500GB
(爆速)
マウス
199800円RTX 3070Core i7-12700F32GB1TBフロンティア
205460円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB1TB
(爆速)
サイコム
225060円RTX 3070Core i7-12700K16GB1TB
(爆速)
HP OMEN
236800円RTX 4070TiRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア
239800円RTX 4070TiRyzen 7 5700X32GB1TBストーム
249800円
セットモデル
RTX 3070Core i7-12700F16GB500GB
(爆速)
マウス
255800円RTX 4070TiCore i7-12700F32GB1TBフロンティア
272800円RTX 4070TiCore i7-13700F32GB1TBフロンティア
279800円RTX 4070TiCore i7-13700F32GB1TBフロンティア
282000円RTX 4070TiCore i7-1370032GB1TBストーム
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