カスタムの極み!サイコム G-Master VELOX2 実機レビュー

サイコムの「G-Master VELOX 2」を購入したので詳しくレビューします。

新製品のVELOX 2が気になる人や、どのようにカスタムすれば良いのか迷っている人は参考にしてください。

目次

Sycom G-Master VELOX 2の特徴

サイコムは「スタンダード型」「派手型」「静音型」「小型」など、多様なモデルを販売しています。

新製品のVELOX 2は、洗練されたデザイン、高い機能性とメンテナンス性など、サイコムのラインナップの中では一番の注目マシンです。

また、注文時のカスタムメニューが豊富で、ほぼ「自作代行」と言えるほど柔軟にチューニングできるのもポイント。

実際に使って感じた「良い点」と「残念な点」がこちらです。

ここが良い!
  • めちゃくちゃ静音!
  • 納得の組み立て品質
  • メンテナンス性が高い
  • シンプルで飽きのこないデザイン
  • 不要なパーツを外して安くできる
ここが残念!
  • 納期がちょっと遅め
  • 2台目のNVMe SSDを注文できない

納期が10日ほどかかった点と、注文時のカスタムでNVMe SSDを増設できない点だけ気になりました。

それ以外は大きなデメリットの無いほぼパーフェクトな製品です。

これから詳しく解説するので、気になる人は参考にしてください。

サイコム公式動画

CPUにCore i5-13400FとGPUにRTX 3060を搭載した標準モデルの紹介動画です。

パーツ構成とテスト項目

私が購入した構成はこちらです。

パーツ名型番
CPU
標準構成からカスタム
Core i7-13700
CPUファンNoctua NH-U12S redux
マザーボードASRock B660 Pro RS
メモリ16GB
DDR 4
SSD500GB
Crucial P5 Plus CT500P5PSSD8
ビデオカード
標準構成からカスタム
なし
オンボード
電源
標準構成からカスタム
850W
SilverStone SST-DA850-G
OS
標準構成からカスタム
なし
価格148,210円

標準構成(Core i5-13400F+RTX 3060)からCPUと電源をアップグレードし、グラフィックボードとOSを無しにして購入しました。

上記の構成に、手持ちのパーツを装着してレビューします。

GPU
  • GeForce RTX 4070Ti(MSI VENTUS 3X 12G OC)

注文時のカスタムメニューにあるパーツと同じ(2023年1月末時点)

SSD
  • 2TB NVMe SSD(Gen4)

ゲームインストール用に2台目のSSDを追加

不要なパーツを削除して高品質なPCを安く買えるのもサイコムを選ぶメリットです。

自分でパーツを取り付けるのが不安な人、保証などサービスを重視する人は必ず注文時のカスタムでオーダーして下さい

チェック項目

以下の項目をチェック、比較しました。

  • 納期について
  • 開封チェック
  • CPU性能
  • グラフィック性能
  • ストレージ性能
  • ゲーム性能
  • クリエイティブ性能
  • システム消費電力
  • ゲーム時の動作音(ファン音)

納期について

サイコムは完全受注生産なので、注文〜発送までそこそこの時間がかかります。

時期や機種、カスタム構成によって前後すると思われますが、参考にしてください。

私の場合はこんな感じでした↓

  • 2023年1月23日 15:58 注文&支払
  • 2023年2月1日 17:34 出荷完了
  • 2023年2月2日 11:26 受け取り

注文完了後のメールには「11営業日以内(約2週間)に出荷を約束」と記載あり。

実際は早めに出荷されて、注文から10日後に受け取りました。

遅すぎる印象はなく、組み上げの精度を見ても妥当だと思います。

ただし、初めてPCを買う人にとっては、待ち遠しくて夜も眠れない日々を過ごすので注意。

職人さんがせっせと組み上げているので、気長に待つと良いでしょう。

開封チェック

160サイズの巨大ボックスで届きました。

箱を開けると中にも巨大な箱が入ってます。

PCケースの箱の中に組み上げられた本体が入ってます。

電源ユニットの付属品、未使用のパーツと説明書類が入ったアクセサリー箱。

電源ユニットの未使用ケーブルとアクセサリー箱の中身。

自分でカスタムする時に必要になるパーツも入ってます。

他のBTOショップだと、未使用のパーツやマザーボードの説明書などは付属しません。

非常にありがたいです。

NVMe SSDを固定するミリネジなど、1つ1つビニール袋に入れてありました。

職人さんの愛を感じます。

ケース

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ケースはFractal Designの「Pop Silent」で、色は白と黒から選択可能。

初めて白いPCを買ってみましたが、どんなインテリアにも合う色だと思います。

手触りはサラサラしていて極上の指すべり。安っぽさは微塵みじんもありません。

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天面はフラットで、よく使うインターフェイスを配置。

  • 電源ボタン
  • ヘッドホン出力
  • マイク入力
  • USB 3.2 Gen 1 Type-A x 2(5Gbps)
  • USB Type-C x 1(5Gbps)

個人的に、Type-Cが天面にあるのは高ポイントです。

正面の下段にはマグネット式のフタが付いていて、開けると小物入れがあります。

USBメモリなどを保管するのに丁度良いサイズ。

小物入れではなく、Blue-Rayドライブとかで使える5.25インチの外部ドライブベイ x 2段としても使えます。

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左側面はガラスパネルになっています。(右上の「GLASS」と書かれたシールはがせます)

右側面の前方にあるメッシュ部分が吸気口になっています。

サイドパネルを開けるネジは指で回せます。

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右側のサイドパネル裏には吸音シートが貼り付けられてます。

パネルの固定ネジは脱落防止の仕組みあり。

サイドパネルの密着度が非常に高く、ファン音はほとんど外に漏れません。

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ケースは裏配線に対応していて、マザーボード側の見た目はすごくスッキリしています。

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配線作業は非常に美しいです。

ドスパラさんのPCと比較してみましたが、近くで見ると仕事がちょっと雑(失礼)です。

PCの性能には影響しない部分ですけど、サイコムの職人技が光ってます。

ドライブベイは2.5インチ x 2、3.5インチ x 2を装備。

電源は850Wにカスタムしました。

標準だと650Wですが、750W、850W、1000Wの4タイプから選べます。

フルモジュラー式なので、余計な配線がなくスッキリしています。

RTX 4070Ti

内部は広く、前部ファンまでの幅は約36cm。

RTX 4080みたいな巨大なグラボでも余裕で格納可能(RTX 4090だとギリギリかも)

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カスタム例

マザーボードは光ります。

マザーボードメーカーに合わせたツールを使えば、サイクル発光などのエフェクトも指定可能です。

(写真のはASRock製マザーなのでPolychrome RGBを使用)

アドレサブルRGBに対応したパーツ(グラボ、ファン、メモリなど)を使えば、オシャレ/ド派手なPCにすることも可能。

注文時のカスタムでLED発光テープもオーダーできます。

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「天面の裏」と「前面パネルの裏」にも吸音シートが貼り付けられてます。

底面には取り外し可能なダストフィルターを搭載。

ほこりの侵入を完全シャットアウトし、ケース内部は無菌室のような高い清潔度を保ちます。

CPUファン

CPUファンはNoctua製のサイドフロー型。

最高級なブランドで、めっちゃくちゃ静かです。

試しにマザーボードの設定からCore i7-13700のTDPを65W→125Wに変更してブン回しても静かでした。

パフォーマンス重視で使いたい人でも、水冷クーラーに変更する必要はないと思います。

ゲーム中のCPU温度は65〜70℃をキープし、長時間のゲームプレイでも安定して遊べる性能です。

※この記事の後半で動作音の測定をしています。

マザーボード

マザーボードはB660チップセットのASRock B660 Pro RSです。

注文時のカスタムでハイエンドなZ790チップセットのマザーボードも選択できますが、ほとんどの人はB660で十分だと思います。

2.5Gbpsな高速有線LANが使える人や、CPUをオーバークロックしたい人はZ790マザーボードにすると良いでしょう。

NVMe SSDを装着できるM.2スロットは3つあります。

  • 標準搭載(NVMe Gen 4×4/超高速)
  • NVMe Gen 3×2/SATA(中速/低速)
  • NVMe Gen 4×4(超高速)

注文時にカスタムできる2台目のストレージは②と③に挿すNVMe SSDではなく、2.5インチの低速SSDかハードディスクなので注意。

2台目のNVMe SSDを増設したい場合、自分でパーツを買ってきて取り付ける必要があります。※難易度は低いです

自分でカスタムするのが不安な人は、注文時に①の標準SSDを1TB以上の大盛りに変更すると良いでしょう。

背面のインターフェイスはマザーボードによって変わります。

ASRock B660 Pro RSの場合は以下のとおり。

  • PS/2
  • USB 2.0 Type-A x 2
  • BIOS Flashボタン
  • HDMI
  • DisplayPort
  • USB 3.2 Gen 1 Type-A x 4(5Gbs)
  • 1Gbps 有線LAN
  • オーディオインターフェイス

HDMIとDisplayPortは搭載するCPUによって使えません。

USB Type-Cは背面にありませんが、ケース天面にある方が使いやすいです。

CPU性能

Passmarkによる性能比較
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主要CPU性能の比較グラフです。

ここではCore i7-13700/Fが全体でどのくらいの順位なのかを、ふ〜んと眺めてください。

Core i9はクリエイティブな作業をする人におすすめで、ほとんどの人はCore i7-13700/Fで十分だと思います。

※ゲームだとGPUばかり仕事して、CPUはわりとヒマしてます。

より詳しいCPUの性能については関連記事をチェックしてください。

また、ゲームと普段使いが中心なら、Core i5-13400Fでも十分だと思います。

価格も安くなるので、一考の価値あり。

詳しくはベンチマーク結果を参考にしてください。

グラフィック性能

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主要GPUの性能グラフです。

ざっくりとした解説ですが、4Kゲームまで視野に入れるならRTX 4070Tiが最もコスパ良いです。

グラフではライバルのRadeon RX 7900シリーズに負けてますけど、レイトレーシングとDLSSの使えるゲームだとスコアは逆転します。

より詳しい解説は関連記事をチェックしてください。

ストレージ性能

標準搭載のSSDはGen 4×4対応の爆速タイプです。

Crucial P5 Plus CT500P5PSSD8 500GB

PCIe Gen 4×4の性能をほぼ使い切った素晴らしいスコアです。

ストレージ速度の目安
NVMe Gen 4×4 SSD(M.2)
3,500〜7,000
NVMe Gen 3×4 SSD(M.2)
〜3,500
NVMe Gen 3×2 SSD(M.2)
〜1,700
SATA3 SSD(M.2/2.5インチ)
〜550
HDD(3.5/2.5インチ)
〜200

OSやゲームの立ち上がりは爆速。あらゆる動作がサックサクで非常に快適です。

この起動ドライブは注文時のカスタムで1TB、2TB、4TBに交換可能。

ゲームをたっぷりインストールしたい人は増量するのがおすすめです。

ゲーム性能

以下のゲームをテストしました。

  • 【中量級】Apex Legends
  • 【重量級】Forza Horizon 5
  • 【重量級】アサシンクリードヴァルハラ
  • 【重量級】サイバーパンク2077
  • 【重量級】ウィッチャー3ワイルドハント
  • 【重量級】Marvel’s Spider-Man Remastered

人気のe-Sportsタイトルである「レインボーシックス シージ」や「VALORANT」は、4Kでも軽く300fpsオーバーなので計測から外しました。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安は、こちらの表を参考にしてください↓

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2
フォートナイト(DX11)など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級アサシンクリード ヴァルハラ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのがおすすめ。

【中量級】Apex Legends

設定
  • 【画質】デフォルト(テクスチャ極など、ほぼ最高設定)

射撃場の固定ルートを30秒間走りまくった平均フレームレートを計測

フルHD
293
WQHD
262
4K
173

中量級ゲームの代表であるApex Legendsは、フルHDだと上限の300fpsに近い数字がでます。

WQHDでも240fps以上を記録。

WQHD/240Hzな高性能モニターと相性が良いです。

その他の中量級ゲームとしては、次のようなものがあります。

  • オーバーウォッチ2
  • PUBG
  • フォートナイト(DX11モード)
    ∟ DX12モードは重量級

競技性の高いFPSゲームをがっつりやり込む人に最適です。

【重量級】Forza Horizon 5

設定
  • 【画質】エクストリーム
  • 【レイトレーシング】ON
  • 【DLSS】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

フルHD
138
WQHD
130
4K
114

レイトレーシング ONでも4Kで100fpsを超える性能です。

逆に、フルHDとWQHDはあまり差が出ませんでした。

ヌルヌル動いてすっごくキモチ良いです。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】RTウルトラ
  • 【レイトレーシング】ON
  • 【DLSS】ON(フレーム生成)

ゲーム内のベンチマークモードで計測

フルHD
162
WQHD
153
4K
90

2023年2月にRTX 40XXシリーズのDLSS 3(フレーム生成)に対応したゲームです。

超激重ゲームだったサイバーパンクも4K/レイトレーシングONでヌルヌル動きます。

個人的に、このゲームはレイトレーシングの効果がイマイチ分かりづらいです。

4K/レイトレOFFだと111fpsでした。

涙がちょちょぎれる素晴らしいパフォーマンスです。

【重量級】アサシンクリード・ヴァルハラ

設定
  • 【画質】最高

ゲーム内のベンチマークモードで計測

フルHD
152
WQHD
124
4K
78

このゲームはレイトレーシングとDLSSに対応していません。(AMD FSRには対応)

レイトレ/DLSSに対応していない超重いゲームは、大体このくらいで遊べるという目安にしてください。

4Kでも快適に遊べる80fps前後を記録。実際のゲームプレイでは+10fpsほど上昇します。

ちなみに、画質を最高→高に落とすと、4Kで86fpsでした。画質・高でも十分にキレイです。

【重量級】ウィッチャー3 ワイルドハント

設定
  • 【画質】RTウルトラ
  • 【レイトレーシング】ON
  • 【DLSS】ON(フレーム生成)

固定ルートを30秒間走りまくった平均フレームレートを計測

フルHD
145
WQHD
112
4K
80

このゲームは2022年末にRTX 40XXのDLSS 3(フレーム生成)とレイトレーシングに対応し、スーパー激重ゲームに生まれ変わったタイトルです。

4K/レイトレONでも80fpsを記録。

画質を「高」にしてレイトレーシングの強度を下げると、4K/102fpsで動作しました。

【重量級】Marvel’s Spider-Man Remastered

設定
  • 【画質】非常に高い
  • 【レイトレーシング】ON
  • 【DLSS】ON(フレーム生成)

固定ルートを30秒間飛び回った平均フレームレートを計測

フルHD
186
WQHD
176
4K
119

このゲームもRTX 40XXシリーズのDLSS 3(フレーム生成)に対応したタイトルです。

普通にプレイする分には4Kでも130fps以上で動作します。

4K/144Hzなハイスペックモニターと相性が良いです。

びよんびよん飛び回れて最高ですよ。

クリエイティブ性能

動画編集と写真編集の能力をチェックしました。

Premiere Pro

4Kで撮影した10分間の動画を編集して、フルHDと4Kにエンコードした時の処理時間です。

4K→4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Core i7-13700+RTX 4070Ti
4分35秒
Core i7-12700+RTX 3070
5分24秒
4K→フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Core i7-13700+RTX 4070Ti
3分45秒
Core i7-12700+RTX 3070
4分03秒

CPU 40〜50%、GPU 98%の使用率で処理しています。

いずれも10分の実時間より早くエンコードできました。

旧世代スペックよりもかなり早いです。

RAW現像

Lightroom Classicを使って有効画素数2010万(SONY RX10M4)のRAWデータ100枚を現像しました。

RAW現像 100枚
Core i7-13700+RTX 4070Ti
21.11秒
Core i7-12700+RTX 3070
33.08秒

CPU/GPUともに50%のパワーで処理しています。

十分すぎる速度だとは思いますが、光の速さを求めるならCore i9にした方が良いでしょう。

書き出し条件はこちらです↓

画像形式JPEG
画質100%
解像度350px/インチ

動作音と消費電力

動作音と消費電力を測定しました。

状態騒音値消費電力
アイドル時35db
日常生活音
55W
動画視聴時35db
日常生活音
55〜80W
ゲーム時38.7db
日常生活音
370〜390W

本当は動画にして動作音を聞いてもらいたかったのですが、音を拾えないほど静かなのでヤメました。

騒音計を一番音を拾いやすい場所に置いても、38.7db(日常生活音)程度。

めちゃめちゃ静かです。

ゲーム中のシステム全体の消費電力については、2台目のストレージを追加した状態で最大390W位です。

このクラスのPCなら妥当だと思います。

騒音値の目安
21〜35dbささやき声
36〜40db日常生活の音
41〜45db扇風機の「弱」
46〜50db扇風機の「中」
51〜55db扇風機の「強」
うるさく感じる
56db以上かなりうるさい
不快な音

VELOX 2のおすすめカスタマイズ

注文時に迷いそうなポイントをまとめました。

マザーボード

多くの人は標準のASRock B660 Pro RSで問題ないと思います。

以下の表から使いたい機能があれば、Z790モデルを選ぶと良いでしょう。

MSI Pro
Z790A WiFi
ASRock
B660 Pro
チップセットZ790B660
オーバークロック
対応CPUが必要
X
Gen 4×4 SSD
(超高速)
3台2台
Gen 3×2 SSD
(中速)
X1台
有線LAN2.5Gbps1Gbps
Wi-Fi内蔵オプション
Bluetooth内蔵オプション
USB Type-A
背面
76
USB Type-C
背面
2X

上位のチップセットにしても、PCのパフォーマンスは基本的に変わりません。

価格差は23,000円ほどなので、迷ったら標準モデルをおすすめします。

メモリ容量

Marvel’s Spider-Man/4K
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最近になって「4K/最高画質+レイトレーシング」だと32GBメモリを推奨するへビー級ゲームが出てきました。

例えばMarvel’s Spider-Man Remasteredは4Kだとメモリ16GBはキツキツです。

ただし、このようなゲームはまれで、基本的にゲームと普段使いが中心なら16GBで十分です。

32GBにしても、ゲームだけだとほとんど使われません。

サイバーパンク2077/4Kウルトラ画質
メモリ16GBでOK
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アサシンクリードヴァルハラ4K/最高画質
メモリ16GBで余裕
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少しでも安くするなら16GBがおすすめで、空きメモリスロットが2本あるので必要性を感じたら増設すれば良いと思います。

ライブ配信や、がっつりクリエイティブな作業をする人は32GBへ増設すると良いでしょう。

NVMe SSDの追加

注文時のカスタムでは2台目のNVMe SSDを増設できないので、自分でSSDを買ってきて取り付ける必要があります。

難易度はかなり低く、PS5で使えるSSDを買えばOK。

VELOX 2に付属するミリネジを使ってマザーボードに固定します。

あとはWindowsからフォーマットをかければOK。(詳しくはググってくださいね)

私が使ってるNVMe SSD 2TBはこちら

OS|Windows 11と10どっち?

サイコムではデフォルトのOSがWindows 10になっています。

Windows 10の方がゲームパフォーマンスが微妙に良いので、ヘビーゲーマーの中では人気があります。

ただし、ホント微妙な差なので、個人的にはWindows 11がおすすめ。(少し安くなります)

セキュリティーの観点からも旧世代のOSは使わない方が良いです。

また、自分でWindowsをインストールできる人は「OSなし」にすると25,000円ほど安くなります。

過去に自作PCを組んだ事がある人などで、Windowsのライセンスが余っていれば迷わず「OSなし」にしましょう。

【まとめ】G-Master VELOX 2はこんな人におすすめ

サイコムG-Master VELOX 2は斬新なデザイン高いメンテナンス性予算に合わせた高いカスタム性が特徴のゲーミングPCです。

本製品は以下のような人におすすめです。

  • カスタムが好きな人
  • 自分好みのスペックにしたい人
  • 見た目がおしゃれなPCが欲しい人
  • 高品質で所有感の高いPCが欲しい人

サイコムはサポートも強力なので「はじめてのゲーミングPC」としてもおすすめです。

気になる人は、公式サイトもチェックしてください。

おすすめゲーミングPC 早見表

更新:2023年3月20日

スマホはスクロールできます→

価格GPUCPUメモリストレージメーカー
112800円RTX 3050Core i5-12400F16GB512GBフロンティア
135800円RTX 3060Core i5-12400F16GB512GBフロンティア
149800円RTX 3060TiCore i5-1240016GB500GBPC工房
150660円RTX 3060Core i7-12700F16GB1TBHP OMEN
158800円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB512GBフロンティア
162800円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB512GBフロンティア
189800円
セットモデル
RTX 3060Core i5-12400F16GB500GB
(爆速)
マウス
199800円RTX 3070Core i7-12700F32GB1TBフロンティア
205460円RTX 3060TiCore i5-13400F16GB1TB
(爆速)
サイコム
225060円RTX 3070Core i7-12700K16GB1TB
(爆速)
HP OMEN
236800円RTX 4070TiRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア
239800円RTX 4070TiRyzen 7 5700X32GB1TBストーム
249800円
セットモデル
RTX 3070Core i7-12700F16GB500GB
(爆速)
マウス
255800円RTX 4070TiCore i7-12700F32GB1TBフロンティア
272800円RTX 4070TiCore i7-13700F32GB1TBフロンティア
279800円RTX 4070TiCore i7-13700F32GB1TBフロンティア
282000円RTX 4070TiCore i7-1370032GB1TBストーム
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